日本とASEANの経済界相互の友好と理解を増進し、相互の貿易、投資、産業協力、観光ならびに人物・文化交流を促進することを目的に活動しています。

1．ASEAN・日本経済協議会日本委員会

2．ASEAN・日本経済協議会ASEAN委員会

1977年2月、日本商工会議所と日本経済団体連合会（当時）の代表がASEAN諸国を訪問したのを契機に、ASEAN・日本経済会議が発足しました。これが母体となり、1980年12月に日本とASEANの経済界間の定期協議組織として、ASEAN ・日本経済協議会が設立しました。

当協議会では2014年から3年に渡り、日本の経済産業省ならびにASEA各国政府の協力を得て、「日ASEAN新産業官民対話」を実施して参りました。これは、日本とASEANのビジネス関係者が集まり、相互の連携による新産業創出の可能性と課題について意見交換をするものです。3回にわたる活発な対話や意見交換を通じ、日本とASEAN各国の連携による新産業の創出には大きな可能性があるとともに、その推進にはより具体的なアクションが必要であると認識し、新たな連携推進の枠組みとして日本とASEANの経済団体による「日ASEANイノベーションネットワーク」を創設することとなりました。今後は、このネットワークを通じ、新産業・イノベーションの創出に向けた「ネットワーキング」、「調査・研究」、「政府への政策提言」などの活動に取り組んでいきます。

2017年度は、今後の東アジア地域の包括的な経済発展にとって重要な分野として考えている「電子商取引（eコマース）」を取り上げ、利用の上での課題等について、アンケート形式での実態調査を行い、関係国経済大臣への政策提言につなげます。また、日本とASEANのビジネスマッチングやネットワーキングイベントを行います。