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東京商工会議所について 組織・採用・発行物
東京商工会議所は、東京23区に事業所を持つ約8万の会員で構成される地域総合経済団体です。
日本資本主義の父とよばれ、新一万円札の肖像に採用されることが決定した渋沢栄一によって、明治11年(1878年)に創立されました。
渋沢栄一は、「民の繁栄が、国の繁栄につながる」という信念のもと、商工業者の世論を形成するため、東京商工会議所を創立し、初代会頭に就任。企業が自律的に力を発揮することで、社会を変革していこうとしました。
そして、その精神を受け継ぎ、東京商工会議所は、商工業の発展、日本の発展のため、経営支援・政策要望・地域振興の3つを柱として活動しています。
東京商工会議所は、“企業が繁栄し、地域が発展し、それによって、日本の経済社会が発展する”
― この使命を果たすために活動を展開しています。
現在、人口減少や高齢化、AI・IoT等のデジタル化が加速度的に進展し、
一方、世界では地政学リスクの高まりにより既存の秩序・枠組みが揺らぐなど、予測しにくい変化が進行しています。
東京商工会議所は、創立140周年を迎えたことを機に、
初代会頭・渋沢栄一の精神と、先人が築きあげた伝統を受け継ぐとともに、
新たな歴史を創るため、会員一丸となって行動していくことを示すビジョンを策定しました。
― 初代会頭 渋沢栄一の意志・東商3つのミッション
脈々と受け継がれた渋沢栄一の精神を次代につなぎ、東京商工会議所のミッション「会員企業の繁栄」「首都・東京の発展」「わが国経済社会の発展」を活動の根幹に据え、行動する。
― 変化への対応
人口減少・高齢化、デジタル社会の進展、大規模化・多発化する自然災害、経済のグローバル化など、不確実性が常態化する国内外の経済・社会情勢に対して、的確にかつスピード感をもって対応する。
― 持続的な成長に向けて
大企業と中小企業がそれぞれの立場において、「共に進化できる社会」「未来に夢を持てる持続可能な社会」「誰もが幸せを実感できる社会」を目指す。
活動理念を踏まえ、10年後の150周年に向けて 、初代会頭・渋沢栄一の意志をつなぎ、
社会を変革するリーダーとして行動するための指針である「東商10の挑戦」を掲げました。
「“140(意志を)つなぐ”東商ビジョン」を踏まえ、
ブランドスローガン・ステートメントを策定しました。
創立時の渋沢栄一の精神を胸に、変化を恐れず、明日を切り拓く。
常に、企業・地域の皆さまとともに、
変化の大きい新しい時代に挑みつづける、という想いを込めています。