東商の活動

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【東京商工会議所 創立140周年記念事業】「JET日本語学校 留学生との意見交換会」を開催しました

2018年6月6日
東京商工会議所
北支部
実際の教室を使用して行われた学生と経営者の質疑応答

実際の教室を使用して行われた学生と経営者の質疑応答

日本での就職について真剣な表情で話し合う学生と経営者

日本での就職について真剣な表情で話し合う学生と経営者

東商きた経営塾は6月6日(水)JET日本語学校で、きた経営塾として4回目となる留学生との意見交換会を開催しました。

JET日本語学校は北区滝野川に所在する日本語学校で、アジア圏を中心とした各国からの留学生が大学進学や企業就職に向けて、日本語を勉強しています。
今回は日本で就職を希望する10名の学生と意見交換会を行いました。

意見交換会は2部構成で、第1部では学校側に用意して頂いた事前アンケートをもとに、参加者が学生の質問に答える形式で行われました。学生からは「外国人と日本人で仕事のやり方は異なるのか」「外国人に期待することは何か」「外国人を採用する際にどんな所を見ているのか」「会社で活躍している人に共通点はあるのか」など、様々な質問が寄せられました。それぞれの質問に対し、参加者からは忌憚のない回答がありました。
第2部では3つのグループに分かれて、学生と経営者がより近い距離で日本での就職や働き方についてディスカッションを行いました。

また、今回の意見交換会は東京商工会議所 創立140周年記念事業と位置付け、「名探偵コナン」とコラボした『まんがでわかる東京商工会議所』と北区の魅力を発信する冊子『TOKYO 北区時間2018 ~このまちの一歩奥へ~』(発行:東京商工会議所北支部)を留学生に配布し、東京商工会議所の活動をPRしました。

留学生にとっては日本での就職の実態を知る機会になったほか、経営者にとっては留学生の考え方や関心事に理解を深める有意義な機会となりました。
ある経営者からは「日本で働くことへの不安や日本的な風土・慣習に馴染めるのか、という外国人特有の悩みはあるが、就職活動や社会に出ることへの漠然とした不安など、学生が不安に抱いていることの大半は日本人の学生と変わらない。人手不足が叫ばれて久しいが、彼らのような真面目でひた向きな学生が一人でも多く活躍してくれることを期待したい。」との声が寄せられました。
今年度は学校が新学期を迎える10月にも開催を予定しています。

<東商きた経営塾について>
東商きた経営塾は、北区内の会員事業者の内、有志の若手経営者、経営幹部、起業家が集まり、勉強会を通じて相互に自己研鑽を行う組織です。活動方針の1つとして「地域社会への貢献」を掲げており、教育機関と連携したイベントも開催しています。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
北支部
TEL 03-3913-3000
FAX 03-3913-6360