坪田パール株式会社 代表取締役社長 坪田 栄一
金属と革を使った喫煙具、
小物雑貨製造
- 製造、生産管理
- 会議、情報共有
- 11名以上~20名以下
- 業務効率化・省人化・業務改善
- ミス削減・不良率低減
- コミュニケーションの向上
- 稼働率向上・見える化(機械設備・人)
- コミュニケーションツール(グループウェア、共有アプリなど)
職場の効率が上がり、
一体感が生まれる
仕事終わったーって
絵文字も飛ぶように
1現場で課題と向き合う
社内のやりとりにも手間が必要
作業中断や連絡ミスを
減らしたい
私達は主にライター、シガレットケース、携帯灰皿等の喫煙具を製造・販売しています。多くの部品を複数の協力工場で作り、当社で最終組み立てを行っています。
フロアが1階から4階に分かれて1階は倉庫、2階は事務所、3階は商品倉庫・梱包、4階は会議室と検品・組み立てを行っています。
以前は連絡や指示が口頭だったり、内線で連絡をしたり、伝票の回付や手書きメモなどが主な手段でした。フロアを移動することもあり、その度に作業が中断してしまうので効率が悪く、報告漏れや伝達ミスも避けられませんでした。
2階に黒板を置いて営業の外出先を書いたり、製造の進捗状況を書き出したりも試したのですが、フロアが違うとわざわざ2階への移動が必要で、タイムリーに見ることができませんでした。
またメールも各フロアごとの専用パソコンでしか見れず、メールの転送が必要で何とか効率化できないかと感じていました。
2スマートものづくり実践
全社員が情報に触れられるよう
気を配る
まず情報を共有するためグループウェアの導入を検討し、GoogleのG Suiteを選びました。
これでメールもクラウドになり、どのパソコンでも見れるようになりました。チャットシステムも入っているので皆が作業の進捗やお客様ごとの商談情報を随時書き込むようにしています。G Suiteのいい所はキーワード検索を掛けるとメールもチャットも一括で検索してくれるところです。また、表計算ソフトのスプレッドシートの機能を活用して、複雑な工程進捗の管理をしています。進捗状況は営業と製造が離れた場所から別々のスマホで同じ情報を見ることができます。
効率化を実感できたので、現在では格安スマホを一人ひとりに渡しています。社外に出ない社員には社内の無線LANのみにすることでコストをおさえています。作業員が着用するエプロンのポケットに入るサイズのスマホにしたところ、現場に受け入れられました。
3課題解決
作業効率が劇的にアップ
職場の雰囲気も向上
作業員が作業を中断せずに別のフロアまで連絡や報告、進捗確認をすることができるようになり、効率はとても上がり、指示ミスも減りました。
外注先を訪問している担当者から「今から製品を持って帰ります」と全員にチャットが来ると本社の作業員は「帰ってくる前にラインを空けよう」と受け入れ準備ができるので劇的に効率が上がりました。
打合せの前に、全員が業務の進捗を把握しているので指示も簡単なもので素早く終わるばかりでなく、打合せそのものが減ってきてます。
素早い報告や横からのアドバイスなども積極的に入るようになって従業員の一体感が高まっています。仕事が一区切り付けば「わーい」みたいに絵文字が飛んだりすることもあります。
仕事場の雰囲気も良くなってます。
難しく考えずに
コミュニケーションを
改善するツールを
あまり難しく考えないでコミュニケーションを改善するツールの導入だけでもうぜんぜん違うと思います。会社でコミュニケーションを促進する一つのプラットフォームを用意してあげるのはとても良いことだと思います。全員が使って仕事が早くなるのを実感できます。入力がストレス無く、仕事が早くなることを体感してもらえるモノを探すのがポイントです。日々新しいサービスが生まれていますから、会社の生産性向上には積極的に取り入れた方が良いと思います。
企業情報
会社所在地:東京都墨田区東駒形2-14-12
電話:03-3829-5651
従業員:14名
創業:1952年
資本金:5,000万円
web:http://tsubotapearl.co.jp/
2019年2月時点