インボイス証明:書類の要件を確認する②申請書類別
インボイス証明は、「当該書類が商工会議所に提出された事実を証明するもの」であり、書類の形式や内容については申請者の任意となりますが、当所での認証を受けるためには、書類の要件①共通、②申請書類別に記載された要件をいずれも満たしている必要があります。
同一のコマーシャルインボイス番号で、異なる内容の書類は受理できません。
内容が異なる場合は、インボイス番号に枝番を付ける等により、区別してください。
商品の原産国は日本産、外国産のいずれでも申請できます。
ただしインボイス証明は、書類に記載された内容を証明するものではありません。
- 1.書類の発行者が申請者となる必要があるため、船会社・航空会社・保険会社・検査会社が発行した書類に認証を受ける場合は、発行会社の貿易登録が必要になります。
たとえば、「Air Waybill」に記載のある「Shipper」は書類の発行者ではないため、申請者にはなりえませんので、ご注意ください。 - 2.船会社・航空会社・保険会社・検査会社が発行した書類については、フォトコピーであっても認証します(B/Lを除く)。ただし、裏面約款のある書類については、必ず両面のコピーをとって申請してください。当所の控えにも裏面のコピーが必要です。
- 3.当所で認証を取得できるB/Lは「Original」のみです。「Non-Negotiable Copy」は認証できません。
- 4.主にB/L等で、複数名の署名が入る場合がありますが、記載されたすべての署名が当所に登録されていることが必要です。
領事査証を取得する場合等で宣誓文の記載が求められる場合がありますが、宣誓文をアタッチシートに記載し、添付する形式での申請はできません。必ず書類上の、署名より上に記載してください。