東商の活動
親子や友だちと一緒に科学を学ぶ「東京大学 早野龍五教授 特別講義」を開催
東京商工会議所
荒川支部
東京商工会議所荒川支部(会長:富永新三郎 新吉社長)と荒川区自然科学フォーラム(代表世話人:山崎敏光 東京大学名誉教授)は、子どもたちの“理科離れ”を憂慮し、自然科学や技術に対する興味を醸成する目的で設立され、これまでに様々な事業を行ってきています。
今回は、平成27年7月4日(土)に素粒子原子核物理学の著名な研究者である東京大学大学院理学系研究科教授の早野龍五教授による特別講義を、東京大学本郷キャンパスで開催し、荒川区内の中学生を中心に100名を超える参加者が集まりました。
「中学の理科はすごいんだ!」というタイトルで、地球の「プレート」をテーマとして取り上げて説明いただきました。観察や実験ではわからないプレートの存在がどのようにして明らかになったのかを解説いただきました。参加した中学生に対して「気になったことは自ら調べる」ということが大切だとお話しいただきました。講義後の質疑では、熱心に質問をする生徒もおり、楽しく科学を学んでいました。
<参加者の声>
・なぜそうなったのか考え、調べること、そして失敗が大切なことがわかりました。僕は失敗が嫌で手を挙げないことが多いけど失敗をして学べることがわかりました(中学1年)
・教科書に「プレート」が載ったのが最近だというのに驚きました。また、地球の南北が逆転していたことなど、新たな発見がたくさんありました。大人になったら、その時の教科書を確認してみたいと思いました(中学2年)
・「科学的」に考えるヒントとなるお話しでした。「そもそもなぜ?」という視点で物事をみることを思い出した気がします(30代 女性)
東京商工会議所
荒川支部
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