東商の活動

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親子や友だちと一緒に科学を学ぶ「東京大学 早野龍五教授 特別講義」を開催

2014年7月5日
東京商工会議所
荒川支部
会場の様子

会場の様子

講義は対話形式で進行しました

講義は対話形式で進行しました

解説する早野先生

解説する早野先生

 東京商工会議所荒川支部(会長:富永新三郎 新吉社長)と荒川区自然科学フォーラム(代表世話人:山崎敏光 東京大学名誉教授)は、子どもたちの“理科離れ”を憂慮し、自然科学や技術に対する興味を醸成する目的で設立され、これまでに様々な事業を行ってきています。

 今回は、平成26年7月5日(土)に素粒子原子核物理学の著名な研究者である東京大学大学院理学系研究科教授の早野龍五教授による特別講義を、東京大学本郷キャンパスで開催し、荒川区内の中学生を中心に100名を超える参加者が集まりました。
 
 「水兵さんに始まり宇宙の誕生に至る一時間の冒険」というタイトルで、周期表の1番目の元素である水素をテーマに、水素の特性や最近ニュース等で話題の燃料電池車の仕組みについて最初に説明いただきました。そのうえで、我々の体内には大量に水素があること、そして、宇宙のほとんどが水素であり、その全てが138億年前のビッグバンによって作られたことを解説いただきました。また、宇宙についてはまだ5%しかわかっていないと話をすると、子供たちは大変驚いた様子でした。

<参加者の声>
・「人間は宇宙の5%しか知らないということを知って驚きました。まだ解明されていない95%がわかったら、私たちの生活はどう変わっていくのだろうと思いました。」(中学2年)
・「身近にある水素がこんなに深いなんて知りませんでした。宇宙のほとんどが水素だなんてとても驚きました。」(中学2年)
・「身の周りのこと、自分がいる世界のことを詳しく知ることでとてもワクワクしました。たくさん本を読んで、知的好奇心豊かに生きていきたいです。体内の水素が138億歳だというお話が興味深かったです。」(40代 女性)


以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
荒川支部
TEL 03-3803-0538