東商の活動

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中学生が大学のキャンパスで科学を学ぶ「東京大学 早野龍五教授 特別講義」を開催しました

2013年7月18日
東京商工会議所
荒川支部
講義開始、生徒さんたちは少し緊張気味

講義開始、生徒さんたちは少し緊張気味

大人も子ども楽しく受講

大人も子ども楽しく受講

講義後、早野教授に質問の列ができました

講義後、早野教授に質問の列ができました

東京商工会議所荒川支部は、荒川区自然科学フォーラム(代表世話人:山崎敏光 東京大学名誉教授)との共催で、平成25年7月6日(土)に「東京大学 早野龍五教授 特別講義」を開催。荒川区内の中学生を中心に108 名の参加者がありました。

世界的な原子物理学者で近年は福島の原発事故に関する調査でも有名な研究者である早野龍五教授が、中学生に科学に親しんでもらえる内容で講義を進めていただき、今回は正確な時間の測定や暦が世界の発展に果たした役割や、宇宙の膨張、身近な携帯電話やカーナビに使用されているGPSに相対性理論が活用されていること等が取り上げられました。90分の講義の後には、早野教授に質問する列ができるなど、子どもも大人も興味深く話を聞いて、楽しい時間を過ごすことができました。
また、実際に大学の授業で使用する教室を使っての講義で、中学生の生徒さんたちも大学の雰囲気を体験し、将来の夢が膨らんだようにみえました。

荒川区自然科学フォーラムは、東京商工会議所会員の有志などが設立した団体で、子どもたちの“理科離れ”を憂慮し、自然科学や技術に対する興味を醸成する事業活動を行っています。



<参加者の声>
 ・「難しかったが、学校では聞けない話が聞けた。地理で習った経度が月食の起こる時間の違いや木星の衛星の動きなどから計算されたという話がすごいと思った。」(中学1年女子)
 ・「(宇宙の膨張の要因とされる)“暗黒物質”や“暗黒エネルギー”の話を何時間でも聞きたくなった」(中学1年男子)
 ・「ビッグバンに始まる宇宙全体のことを、まだ5%くらいしか分かっていないという話に驚いた。これから、もっと詳しく知りたいと思った。」(中学3年 男子)
 ・「身近な例から本格的な研究の話まで聞け、これから理科をやりたいと思う子どもが増えるのではないか」(40代 女性)

関連ホームページ

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
荒川支部
TEL 03-3803-0538