東京商工会議所板橋支部とボローニャ商工会議所は、1月18日に産業交流に関する協力覚書を締結しました。支部独自で海外の商工会議所と覚書を締結するのは、今回が初めてとなります。

板橋区とイタリアボローニャ市は2005年に友好都市協定を締結しており、昨年、締結10周年を迎えました。これを機に、協定が定める産業・商工業交流の分野において、両都市の経済と貿易の発展のために、相互理解と友好・協力関係を深めることを趣旨とし、商工会議所同士の協力を推進することに合意しました。具体的には、①ビジネスに関する情報交換および交流機会の提供と②ボローニャ市、板橋区で開催される見本市や展示会などへの協力の２点について、協力していくこととなりました。

締結式は、ボローニャ市で行われ、ボローニャ商工会議所のほか、ボローニャの中小企業関連団体、産業界の代表者等が列席しました。
締結式では、村支部会長とオリビエリ副会頭が、今後の産業交流の推進を確認するスピーチを行った後、両商工会議所を代表して協定に署名しました。

また、1月19日、20日の2日間に亘り、板橋区内の事業者11社2団体がボローニャ市において商談会を開催し、イタリア企業30社1大学が参加するなど盛況のうちに終了しました。

板橋支部は、引き続き区とも連携し、区内事業者の販路開拓支援に取り組んでまいります。