区の特色

板橋区の面積・産業・地域活性化に関する事業・活動

板橋区の位置・面積等

板橋区は埼玉県に隣接し、東京23区の北西部に位置しています。人口はおよそ57万人(2019/4/1時点、23区中7番目)、面積は32.17㎢(23区中9番目)です。

産業

製造業

東京23区で唯一、内陸部に工業専用地域を有している区で、2017年の製造品等出荷額は約4,042億円(2017年速報値、従業員4人以上)と、大田区に次いで第2位に位置する工業区です。戦前から光学兵器や軍用発電機などの軍需産業などが集積しており、その流れから現在でも、精密・光学機器企業の本社や工場が多く所在しています。2012年2月には、板橋区が中小製造業向けの産業技術支援施設を開設し、デジタルマイクロスコープなどの設備と、3名の技術指導員が配置されました。 また、都心(中央区・文京区)の印刷工場が中山道を北上し、板橋区に多く移転してきたことから印刷業・同関連業も非常に多いのが特徴です。地元の大手企業の工場移転(海外)による受注減、経営者の高齢化と後継者不足などの理由から、事業所数(従業員4人以上)は2007年の1,064所から2017年の577所へと約半減しています。
※統計の出典は、全て東京都工業統計調査報告です。

商業

東京の三大商店街と言われている「ハッピーロード大山商店街」を始めとして、都営三田線・東武東上線の各駅を中心に商店街が形成されており、区内には約100の商店街があります。しかし、商店街連合会に加盟している商店街は約1/2程度に留まります。大規模店舗として、都営三田線西台駅前のダイエー、東武東上線東武練馬駅前のイオンモール、志村三丁目駅前のサミット・ニトリ・コジマの複合店舗、東坂下のオリンピック、前野町のイオンとビバホーム、上板橋駅前のイトーヨーカドーなどがあります。また、小豆沢でヨークマートを核テナントとし、ビバホームやユニクロなどが出店する「セブンタウン」が2010年に開店しました。

その他の産業


運輸業
中山道や川越街道、環状6号(山手通り)・7号・8号線、首都高速5号線・中央環状線など、東京の大動脈である道路が縦・横断しており、都内有数の交通の要所となっています。高島平には「板橋トラックターミナル」と「中央卸売市場板橋市場」があり、物流の一大拠点となっていることから運輸業も栄えています。
医療・介護
前区長が医療・福祉を重点施策に位置付けたことから、高齢者や身体障害者への福祉支援策が充実しています。主な医療関係施設として帝京大学医学部附属病院や日本大学医学部附属板橋病院、地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターなどがあります。

地域活性化に関する事業・活動

  1. 東京商店街グランプリに区内の商店街が入賞しています。
    ・第1回東京商店街グランプリ(H17) グランプリ賞受賞
     事業名:「板橋縁宿事業」
    ・第2回同グランプリ(H18) グランプリ賞受賞
     事業名:「板橋区交流都市のアンテナショップ運営事業」
    ・第3回同グランプリ(H19) 準グランプリ賞受賞
     事業名:「東京家政大学と遊座大山商店街の協働による コミュニティ・レストラン
     『茶の間』事業」
    ・第5回同グランプリ(H21) イベント事業部門優秀賞
     事業名:「いたばし商店街ふるさとまつり」
  2. 東京販売士協会による平成23年度「エネルギッシュタウン-私の街-」表彰で、区内の商店街が入賞しています。
    ハッピーロード大山(大賞)、仲宿商店街(特別賞)、板橋宿不動通り(特別賞)
  3. 平成17年4月1日に「板橋区産業活性化基本条例」が制定・施行され、板橋区産業活性化推進会議において、商工会議所や産業連合会等を交えて産業活性化の方策を示すための具体的な施策を検討・協議しています。

お問い合わせ
東京商工会議所 板橋支部03-3964-1711