東商の活動

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【杉並支部】「復興支援視察会 宮城県気仙沼・南三陸、石巻」を実施しました

2015年10月1日
東京商工会議所
杉並支部
気仙沼津波体験館

気仙沼津波体験館

南三陸さんさん商店街

南三陸さんさん商店街

石巻新魚市場

石巻新魚市場

東京商工会議所杉並支部(会長:宇田川紀通・武蔵商事㈱社長)は、9月30日~10月1日、宮城県気仙沼・南三陸、石巻への復興支援視察会を実施しました。当支部の建設分科会(分科会長:渡辺健司・渡辺建設㈱社長)は、平成23年度に岩手県盛岡・宮古、24年度に宮城県石巻・女川、25年度に福島県南相馬・会津若松、26年度に岩手県宮古市・田老、釜石市・大槌と連続して復興支援視察会を実施してきた。
東京商工会議所23支部で唯一となった継続的な復興支援視察会を、今年度は24年度に訪れた宮城県石巻と新たに気仙沼・南三陸を加え、下記のとおり実施した。

気仙沼では、全国初の津波をテーマとしたビジターセンターである津波体験館を視察。津波の衝撃的な映像等を視聴し、昭和35年チリ地震による津波など度重なる津波被害を受けながら「海と生きる」気仙沼について解説を受けた。気仙沼市街では、震災復興語り部ガイドの解説のもと、23のうち22の石油タンクが破損・流失したことによる一週間におよぶ大規模火災が起こった鹿折地区や基幹産業である水産業が集積する魚市場周辺を視察した。

南三陸町では、津波が来る直前まで町職員が避難アナウンスを続けた現場である防災対策庁舎や南三陸さんさん商店街を視察した。商店街で微力ながら復興の後押しをした後、3,300と全世帯の70%の住宅が被害にあった南三陸町で進む、かさ上げ工事を視察した。過去の視察では見られなかった10mを超える高さのかさ上げが広範囲で行われていた。

平成24年に本視察会で訪問した石巻。平成27年9月に新設オープンした石巻魚市場を訪問し、須能邦雄社長の案内で施設やセリの様子を間近で見学した。全長880mの巨大施設に備える、鮮魚をそのまま、または発泡容器に入れて全自動で検査できる放射能連続検査機を視察した。その後、石巻市街では、門脇小学校前や日和山から大震災まなび語り部ガイドの解説で平成24年からの復興状況の視察を行い、当時は中に入ることが出来なかった石ノ森漫画館にも入館した。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
杉並支部
担当 安部
TEL 03-3220-1211