東商の活動
100年後も生き残る絶対条件とは セミナー開催
東京商工会議所
港支部
港支部は2月4日、「100年後も生き残るための“会社の経営基盤”の創り方」と題してセミナーを開催し、企業100年計画の市岡孝治社長が若手経営者や後継者が見据えるべき経営の絶対条件について講演しました。
市岡氏は、「日本には創業100年を超える企業が2万社以上あり、和菓子屋、蕎麦屋なども含めると10万に達するといわれている」と紹介した上で、100年企業の特長として、「技術、文化、人材が継続するという伝統的な概念がある」と指摘し、具体例を挙げて100年企業の社風や共通項などを示しました。また、「中小企業の果たすべき社会的使命の最上位にあるのは、経営者の想いの実現である」と強調。中小企業の内部統制の本質は、法令順守と企業モラヅの構築、経営者の想いの周知徹底の仕組みを構築することであるとして、「中小企業だからこそ経営者の考えや行動次第で、瞬く間に強い企業に生まれ変わることができる」との考えを示しました。最後に、100年後も生き残る会社になるための絶対条件として、次世代事業のトレンド、金融機関への対応方法や金融機関から認められる後継者の条件などを紹介しました。
東京商工会議所
港支部
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