支部会長挨拶
2022年11月に東京商工会議所港支部第6代会長に就任いたしました新保でございます。東京商工会議所港支部は、昭和49年10月8日に設立されて以来、区内商工業と地域の発展を目的に幅広い事業活動を展開しております。
私が好きな禅語があります。『随所作主、立処皆真(随所に主となれば、立処皆な真なり)』です。この言葉は、臨済宗の開祖である臨済義玄禅師が修行者に対してさとされた言葉で、“それぞれの置かれた立場や環境で、それぞれのなすべき務めを精一杯はたせば、必ず真価を発揮できる”という事です。この言葉を会長就任においての心構えとして、気持ちを新たに 皆様と共に活動にのぞみたいと考えています。
池田前会長には16年間の会長職でのご見識を港支部顧問・名誉会長として引続きご指導いただけることになりました。私は池田名誉会長が築かれたレガシーを受け継ぎ3つのことに取り組む所存です。
初めに、多くの方に港支部に参画いただくことです。港区には約37000の事業者がございます。現在7355社が港支部に加盟して頂いています。目標は高く8000社加盟を目指したく存じます。現在、港支部は23区で中央・千代田に次ぐ3番目の会員数です。今後も中央支部、千代田支部と 伍して(ごして) ゆきたいと思います。また、将来を担う若い経営者により飛躍していただきたく存じます。
2番目は、港区をはじめとする関係機関の皆様と緊密な連携をしていくことです。今後も「MINATOシティーハーフマラソン」等を通じ、連携活動を深めたく存じます。
最後は、来年2024年度は港支部設立50周年を迎えます。会員増強・港区地域との連携活動の成果を表す周年記念事業を開催し、成功させたく存じます。
池田前会長から引き継ぎましたバトンを大切に、ひとつひとつ心をこめて 務め、港支部の活力を維持して参りたいと存じます。
会長 新保 雅敏