東商の活動
国際税務リスクマネジメントの必要性を強調 国際ビジネスセミナー&交流会
東京商工会議所
港支部
港支部は12月22日、「国際ビジネス交流会」を開催しました。
第一部ではプライスウォーターハウスクーパースの講師が「アジア新興国を中心とした国際税務リスクマネジメント」と題して講演しました。近年の日系企業の海外進出増加と国際課税に関する環境変化により海外税務リスク管理の重要性が高まっています。特に移転価格税制については、中国、インド、タイ、インドネシア、ベトナムの5か国でそれぞれ特徴があり、各国の制度の概要が示されました。さらに、新興国においては、①日本と現地における移転価格税制、②現地税制(移転価格以外)、③本邦上の国際税務を確認することで、海外子会社の税務リスクを把握することができるとした上で、国際税務リスクマネジメントの重要性が強調されるとともに、移転価格問題への対応策として文書の作成方法などが具体的に紹介されました。
第二部では、参加者が新ビジネスの提案、自社商品やサービスなどの1分間PRを行いました。その後の交流会では、それぞれ名刺交換をしながら、熱心に情報交換するとともに懇親を深めていました。
東京商工会議所
港支部
TEL 03-3435-4781