東商の活動
ハラルの基礎を学ぶセミナー&ツアーを実施しました
東京商工会議所
港支部
港支部は9月25日、「ハラルの基礎を学ぶ~セミナー&都内ハラル体験バスツアー」を実施しました。
セミナーでは、ハラル・ジャパン協会の佐久間朋宏代表理事が「ハラルとはイスラムの教えで許された健全な商品や活動のことで、イスラム教徒(ムスリム)にとってはなくてはならない基準である」と説明した上で、マレーシア、インドネシアなどのハラル認証の現状を紹介。また、「食」に対してムスリムが求める対応には個人差があるため、「ムスリムが判断できるような情報開示が必要だ」と事例を示しながら解説しました。
セミナー終了後、参加者はバスに搭乗。ハラル対応レストランでビュッフェ形式の昼食をとった後、ハラル商品を販売するスーパーマーケット、新大久保のハラルショップ、東京ジャーミー&トルコ文化センターを見学しました。バスで移動中も講師の佐久間氏への質問が途切れることなく、飲食・小売・サービス・製造業など、業界にかかわらず、ハラルに対する関心の高さがうかがえました。
参加者からは、「イスラムについての理解はあったが、ハラルの意味、食物のハラルの規制について学べて勉強になった」「ハラル対応への進め方が明確になった」「ハラル認証やマーケット、モスクなど実情を踏まえた説明が分かりやすく、参考になった」などの声がありました。
なお、今回の企画には多くの会員企業からお問い合わせをいただきありがとうございました。ご参加いただけなかった皆さまのご要望にお応えするため、急きょ12月4日(木)午後2時からセミナーを開催することにいたしました。ハラルフードの試食会も予定しています。詳細は決まり次第ホームページでご案内します。
東京商工会議所
港支部
TEL 03-3435-4781