東京商工会議所荒川支部では、会員企業に対するアンケート、各分科会の役員・評議員から業界として意見を吸い上げたものを「荒川区の中小企業対策・まちづくりの推進に関する要望」として取りまとめ、平成26年7月9日に開催した役員会および評議員会で決議しました。
　本要望の骨子としては、今後の荒川区の産業の発展、生活・文化の向上を目指し、中小企業支援策の強化、企業の事業継続に通じる安全安心なまちづくりの推進、交通インフラ・観光振興などによる地域活性化を求めています。

　この「荒川区の中小企業対策・まちづくりの推進に関する要望」を平成26年7月16日に、西川太一郎・荒川区長、北城貞治・荒川区議会議長宛に提出しました。
　西川区長には、富永新三郎・支部会長（新吉社長）をはじめ、支部役員６名が面会し、直接に要望書を手渡しました。西川区長からは、「課題と改善の方向性は概ね共通している。要望については、関連部署にて検討し、産業活性化・地域活性化に繋がるよう対応していきたい」とのコメントがありました。

＜主な要望項目＞
Ⅰ．中小企業支援策の一層の充実
　〇荒川区内での創業促進
　〇荒川区の目玉となる産業の育成

Ⅱ．安心・安全でにぎわいのあるまちづくりの推進
　〇住宅・商工業が一体化した街並みを維持する震災対策
　〇災害時の防災用水および生活用水の確保
　　〇にぎわいを創出するまちづくり

Ⅲ．地域活性化・観光資源の発掘に向けた取り組みの拡充
　〇外国人・若者等の誘客による地域活性化
　〇隅田川を活用した地域活性化
　〇「２０２０年東京オリンピック・パラリンピック」による区内活性化

荒川区の中小企業対策・まちづくりの推進に関する要望書

1. 要望書

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