東京商工会議所北支部（越野充博会長・越野建設(株)社長）は7月15日、北区との共催で講演会「飛鳥山のグランド・オールド・マン　渋沢栄一」を開催し、東商会員や北区民など182人が参加しました。

渋沢栄一翁が後半生を過ごした北区では、「東京北区渋沢栄一プロジェクト」を推進し、シビックプライドを醸成するまちづくりの象徴として渋沢翁を取り上げ、渋沢翁の思想の継承を推進しております。その取組みの一つとして、今回は国際政治学者の木村昌人氏と昨年度に引き続き講談師の神田京子氏をお招きし、国際平和を希求した渋沢翁に関する基調講演と共に、渋沢翁の円熟した後半生について講談いただきました。

まず第1部では木村氏が現在のコロナ禍・ウクライナ危機を踏まえて、渋沢翁の生涯・思想に触れながら「渋沢栄一が目指した国際平和」について講演しました。

続いて、第2部では神田氏が「 続・渋沢栄一伝 細心にして大胆なれ」と題して、金融・交通・保険・教育・電信電話・商工業・社会事業・国際親善…などあらゆる分野に、絶大なる迫力をもって事業を起こした渋沢栄一の後半生について、独自の切り口で創作講談を披露しました。

当支部では、今後も北区と連携して、渋沢栄一の功績や理念、北区との関係性などを広く周知するとともに北区の魅力を発信して参ります。