としまビジネスプランアワード

としまビジネスプランアワード

ドリームビジネスプラン部門グランプリ

有松 愛(女子栄養大学短期大学部)

<受賞プラン>

“栄養満点な朝食を販売して、地域住民の元気な朝を支援します!”

事業の将来目標

①女子栄養大学短期大学部(駒込キャンパス)で朝食を販売し、地域住民、特に若年層の朝食欠食率を減少させる。また、掲示物やリーフレットの配布、お客様とのコミュニケーションを通して、朝食を食べる事のメリットを感じる区民を増加させる。

②女子栄養大学短期大学部が中心となり、区内の学校と連携し、展開していく。特に池袋駅界隈で展開することで、多くの学生や社会人の朝食欠食率を減少させる。

③地域の飲食店へ拡大していく。朝食メニューを提供することで、自宅での朝食の準備ができない対象者の朝食欠食率を減少させる。且つ、地域の飲食店の活性化を狙う。


 すぐに実現できるものではありませんが、学生の立場として考えました。

PRポイント

 私が所属する栄養指導研究室のゼミでは、荒川区民の維持・増進のために、本学と荒川区が協定を結んでいる「あらかわ満点メニュー」の開発を行っています。この経験をいかし、豊島区の現状把握、有効資源の活用を考え、「実現できたら豊島区が元気になる!」と思える、夢あるビジネスプランをご提案させていただきました。

応募の動機・理由

 ゼミでの研究テーマとして、地域住民の健康づくりを支援するヘルシーメニューの開発を行っています。具体的には荒川区内の地域飲食店に出向き、野菜たっぷり、塩分控えめ、栄養バランス満点なメニューが販売できるよう、先生や栄養士のスタッフさんと協力しながら、栄養士を目指す学生の視点から支援をしています。その中で、一緒に取り組むいくつかのお店の方が体調を悪くし、開発を断念することがあり、悲しく、歯痒くなることがありました。食事を提供する方、住民、皆が健康で生活できる環境整備ができたらどんなによいだろうと強く思いました。そのため、飲食店からのヘルシーメニューの販売という、一方通行の環境整備ではなく、多方面からの関わりを通じて、区民全体が元気に活力ある生活を送り、QOL(Quality of life)の向上と共に、健康に生活できるビジネスプランを考えたいと思い、応募させていただきました。