渋谷一駅散歩

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【ルート2】広尾 - 恵比寿 編
 “身近にあふれるアートで” 自分磨き

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多くの外国人が住み、各国大使館のある広尾周辺は、街を歩くだけでも国際色豊かな気分を味わえます。ちょっと独特のノーブルな雰囲気の漂う一帯ですが、かつて江戸時代には「土筆ヶ原(つくしがはら)」という地名だったとか。当時は一面にツクシが生えていたそうですが、今の広尾からは想像もつきません。

恵比寿という地名の由来は、明治22年にできたビール工場です。そこで生まれたビールが「恵比寿ビール」と名づけられ、その積み出し駅として貨物専用の「恵比寿停車場」が設置されました。ほどなくして旅客も扱う「恵比寿駅」となり、工場周辺が「恵比寿」と呼ばれるようになりました。地名を冠したお酒は多いですが、お酒の名前が地名になったというのは、なんともユニークです。

やがて工場は郊外に移転し、その跡地に誕生したのが「恵比寿ガーデンプレイス」です。そこからファッショナブルなセンスが光る、今の恵比寿に至っています。

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