東商の活動

老舗企業塾運営委員会主催講演会「『大江戸商い白書』~数量分析が解き明かす商人の真実~」を開催しました
東京商工会議所
中央支部
東京商工会議所中央支部 老舗企業塾運営委員会(山本人委員長 ・㈱山本海苔店 代表取締役副社長)は11月15日、講演会「『大江戸商い白書』~数量分析が解き明かす商人の真実~」をロイヤルパークホテルにて開催し、57名が参加しました。
講師の東京工業大学 工学院 経営工学系 教授 山室 恭子先生は、独自に集めた3939人の江戸商人の数値データをもとに、江戸商人の実像について解説。
江戸の業種や事業承継の類型を分析されたほか、江戸の商売においては、江戸全域にあった必需品等を取り扱う「全域型」の小規模店舗と、日本橋に集中して出店していた贅沢品を取り扱う「都心型」の大店があったこと等を、当時の商売の様子を示した絵図とともにわかりやすく解説いただきました。
また、当日は古地図をご持参いただき、講演前には参加者の現在の事業所所在地と照らし合わせながら、地域特性や歴史的背景についてご意見を交わされました。
参加者からは、「商業の原点の様相を知れた。」「数値分析をもとにした切り口が、とてもおもしろかった。」「血縁相続以外の承継も多かったと聞いて意外であった」等の声が聞かれました。
中央支部では、今後も企業経営にお役立ちするセミナーを開催していく予定です。
東京商工会議所
中央支部
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