東商きた女性会は１９日、「東京国際フランス学園およびＪＥＴ日本語学校の視察会」を開催しました。

東京国際フランス学園（北区滝野川5-57-37）は、フランス外務省管轄の海外フランス教育庁に属する学校で、2012年5月に現在地に移転し、現在は幼児教育科から高等教育科まで約1,200名の生徒が在籍しています。エクセルマンス校長より学校概要やフランスの教育制度などについてご説明頂いた後、教室や学校施設（音楽室、柔道場、食堂など）を視察し、スマートボード（電子黒板）などITを活用した取組みや、視聴覚室内の音響システムをはじめとする充実した設備に参加者は注目していました。校内を視察後、サラマ総務部長より「（地元）北区民との絆を深めるために、東京商工会議所北支部と連携していきたい」と述べられ、今後の連携についての在り方を協議するなど、相互の交流を深めました。

ＪＥＴ日本語学校（北区滝野川7-8-9）では、授業の視察後、日本で就職を希望する１３名の学生と意見交換会を行いました。意見交換会は、学校側に用意して頂いた事前アンケートをもとに、参加者が学生の質問に答える形式で行われ、学生からは「日本の初任給や研修制度」や「採用面接でのポイント」から、「日本で創業するにはどうすれば良いか？」、「経営者として重要な資質は何か？」などの質問が寄せられました。参加者からは、「学生の意識の高さに感銘を受けた」、「日本語能力の高さに驚いた」という意見や、「（自身のクライアントに）学生を紹介したい」などとの感想が述べられ、日本で就職を希望する学生の考え方や関心事に理解を深める有意義な機会となりました。

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