東京商工会議所北支部は１３日、中華人民共和国山東省日照市・建設工程品質安全監督署視察団を受け入れ、北支部 越野会長（越野建設株式会社 社長）より日本の中小建設工事業者における品質、安全への取組みについてご説明頂きました。

王海洋署長をはじめ同行された山東省地元建設会社役員は熱心に耳を傾けられ、特に、工事の安全管理に対する日本の官民一体の取り組み、とりわけ民間建設会社の積極的な姿勢や現場における専門工事会社、技能者も参加するリスクアセメント等の管理手法には強い関心が示されました。

午前中に説明が行われた後、午後には施工現場を訪れ、現場レベルでの安全管理、品質管理の取組みが紹介されました。視察団は、安全衛生管理、材料の受入検査、リスクアセスメントなどの管理手法については、自国でも取り入れるべく、必死にメモを取りながら説明に耳を傾けられました。