首都圏バイヤーマッチング商談会事例

全国からサプライヤーが集う唯一無二の商談会

2024年6月20日

首都圏の小売流通系バイヤーを一堂に集めて開催する商談会「首都圏バイヤーマッチング商談会」に参加いただいたバイヤー/サプライヤー(売り手企業)の「株式会社明治屋」様にインタビューを行いました。



「全国から商品が集まる」に驚き


商談会には年間で相当な数出ますが、東京商工会議所主催の商談会が1番すごいと感じています。
通常、商談会というと、北海道なら北海道内、福岡県でしたら福岡県内のサプライヤーさまを集めて開催されますが、東商の商談会は首都圏のバイヤーを集めて、そこに東京をはじめとする全国のサプライヤーさまが参加するという変わった仕組みです。幅広い地域のサプライヤーも応援する懐の深さに、最初は驚きましたね。

株式会社明治屋 大堀理事

株式会社明治屋 大堀理事



リアルでサプライヤーの“熱”を感じる


我々のようなバイヤーは、常にアンテナを張り新しい商品に触れていないとすぐに時代の変化についていけなくなります。そういった意味で、商談会は情報収集に最適なのです。
ウェブの情報も参考にしますが、サプライヤーさまの“熱”を肌で感じることのできるリアルの場を、私は最も大切にしています。事業者さまや生産者さまが情熱を注いでつくった商品は、“いいもの”である可能性が非常に高いですから。



安心、安全、そして“女性目線”


食品は最終的に口に入るものなので、安心、安全が絶対条件です。ですから、商談では原材料のつくり方から、お客さまのお手元に届くまでの工程を、かなり細かく聞くことにしています。
例えば、「HACCP認証を取得できるレベルの衛生管理がなされているか」、「食品表示が消費者庁のルールに則っているか」などがクリアできていないと、いくらおいしい商品でも契約は難しい。
また、食品は女性が購入する機会が多い商品ですから、商談会では“女性の目線”でチェックするように心がけています。


<株式会社明治屋について>
○本社:東京都中央区京橋
○創業:1885年
○資本金:2億7,000万円 
○従業員数:446名(2023年2月28日現在)
○事業内容:食料品・和洋酒類の小売・製造販売・輸出入、船舶に対する納入業、機械類の輸入販売、不動産賃貸業 
○URL:https://www.meidi-ya.co.jp/