ローストビーフに負けない焼豚で、大手バイヤー企業と次々商談 ~ビジネス交流部イベント成功事例~
首都圏の小売流通系バイヤーを一堂に集めて開催する商談会「首都圏バイヤーマッチング商談会」に参加いただいたバイヤー/サプライヤー(売り手企業)の「株式会社遠藤商店」様にインタビューを行った。
◆小さなことでも東京商工会議所に相談
昭和4年に創業した精肉店の三代目になり、これからは焼豚一本で勝負をしていくと決めました。そのとき専門家の知恵が必要と感じ、東京商工会議所の門を叩きました。最初は、窓口で「食肉加工品の卸値って何を基準にどうやって決めてるんですか?」というように初歩的なことから何でも相談しましたね。
そのなかで、商談会の存在を知りました。それまでは実店舗の小売りのみでスタートしましたが、商談会をきっかけに販路を増やため、積極的にブランディングの強化をしたり、素材や調味料にこだわった新商品を開発したりしました。10回以上も商談会に参加していますが、ありがたいことに百貨店、国内航空会社、こだわり食品に特化したECセレクトショップなど、お話しさせていただいた9割近く成約しています。
インタビューにお話いただいた遠藤代表取締役
◆助言をスピーディーに商品に反映
商談会でMD(マーチャンダイザー)さんと話すと、その業界の状況を知ることができます。もらった助言はできる限り早く商品に反映してきました。そうしてバージョンアップした商品を、次の商談会で提案したこともあります。そういった積み重ねで、多くのバイヤーさんとつながり、結果的にかなり売上のプラスになっています。
◆大切なのは、バイヤーとの信頼関係
東商の商談会は楽しいですよ。何よりも、MDさんといい関係を築いていくことが大切だと思っています。あまり緊張せずにMDさんとたくさん話して、商品だけでなく自分の魅力もアピールすることで関わりを深めています。
成約をするだけなく、取引先を紹介してくれたり、新商品の開発を手伝ってくれたり、色々な場面でバイヤーさんが力を貸してくれてとても助かっています。
「ビジネスチャンス向上セミナー動画」はこちらからご覧いただけます
https://www.tokyo-cci.or.jp/market/buyersmtg/outline/#onlineseminar01
【株式会社遠藤商店について】
【本社】東京都台東区鳥越 【従業員数】3名
URL:https://matsuya-yakibuta.tokyo/