渡辺事業承継対策委員長（渡辺パイプ(株)会長）は、7月18日、東京都の田中 慎一 産業労働局長を訪問し「中小企業の円滑な事業承継の実現に向けた意見」を直接提出しました。

　渡辺委員長は、改めて円滑な事業承継の推進が必要である背景を説明した上で、事業承継対策の早期着手の促進や、事業承継税制の正しい理解の促進、増加傾向にある従業員承継の支援、廃業・倒産懸念企業へのＭ＆Ａの推進について、事業者の状況を踏まえて、具体的に要望しました。

　これに対して、東京都 田中産業労働局長からは「事業承継に関しては計画策定からＭ＆Ａにおける統合まで多くの課題が生じており、また、親族内承継、従業員承継、Ｍ＆Ａなど様々なパターンがある。東京都ではそれぞれに対応できるよう、相談体制や、伴走支援、ファンド等、様々な施策を用意しており、今後も支援機関とも協力しながら取り組んでいきたい」との発言がありました。

• 「中小企業の円滑な事業承継の実現に向けた意見」について