東商の活動

カンボジア、ラオスにおける中央銀行デジタル通貨事業への日本企業の取組みに関するオンラインセミナーの開催(日本メコン地域経済委員会主催)
東京商工会議所
国際部
日本メコン地域経済委員会(委員長=鈴木善久・伊藤忠商事㈱取締役副会長)は、11月1日、ソラミツ株式会社代表取締役社長 宮沢和正氏を講師に迎え、世界的に開発が進んでいる中央銀行デジタル通貨に関する同社の取り組みについて、委員企業を対象にオンラインにてご講演いただき、45名が参加しました。
この講演では、同社のブロックチェーン技術と、その技術によって実現した世界初の中央銀行デジタル通貨「バコン」について、また、ラオスを始め世界各所でのデジタル通貨開発の経験や見解、日本でのデジタル通貨の動向や、地域版のデジタル通貨に対する同社の取り組みなど、技術的な内容も含めて分かりやすくお話しいただきました。
講演後の質疑応答では、中国デジタル人民元や日本のCBDCの導入検討に対する見解、先月G7にて発表されたデジタル通貨基本原則へのバコンの対応状況やバコン導入後の自国通貨リエルに対する自国民の意識の変化、そして、既存民間キャッシュレス決済事業者等との調整など、参加者から寄せられた様々な質問に対して丁寧にご回答いただきました。
本講演を主催した日本メコン地域経済委員会は、メコン地域の投資・ビジネス環境に関する情報収集や調査・研究、当該国・地域の政府・経済界との交流を目的に活動を行っております。
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TEL 03-3283-7647