ニュースリリース

ニュースリリース イメージ画像

「渋谷の街に関するアンケート」調査結果について

2020年3月11日
東京商工会議所
渋谷支部

 東京商工会議所渋谷支部(佐藤仁会長・㈱東急レクリエーション相談役)は、東京都立第一商業高校(大林誠校長)に在籍する1~2年生を対象に、標記アンケート調査を実施しました。
 同支部では、2018年度から、日本の未来を担う高校生に企業や仕事の魅力への気づき、また職業観を醸成していただくことを目的として、区内の第一商業高校との連携事業を行っています。
 本調査では、ファッション・カルチャーの発信地として「若者の街」へと発展を遂げてきた一方、近年の大規模再開発や大型商業施設の開業等により「大人の街」へと変貌する兆しを見せる今の“渋谷”に対し、若者にはどのように見えているのかをとりまとめています。
 同校では民間企業の経営者などを講師に招き、企業の取り組みやビジネスモデルについて講演いただく取り組みを行っており、2019年度は東急株式会社のご協力により、「いまの高校生にとって『渋谷』はどんな街か?」、「渋谷を『日本一訪れたい街』にするために10代が渋谷に来てくれるにはどうすればよいか」をテーマとして、生徒との意見交換や生徒によるアイデアの発表に対する講評など、3回にわたる授業を展開しました。
 調査結果における課題や実態等を踏まえ、関係機関への情報提供や提言を行って参ります。

調査期間:2019年6月
対  象:東京都立第一商業高等学校に在籍する1年生・2年生
回 答 数:370名

調査結果の主なポイント

1.渋谷の街に関する好感度
 ◇ 好感度について、「とても好き」「やや好き」の回答が69.1%と、「あまり好きでない」「好きではない」の30.8%を大きく上回った。⇒調査結果P1
 ◇ 理由については、「店が沢山ある」「モノが揃う、便利」など商業の集積を支持する意見が多く集まったほか、「有名人に会いやすい」「流行のモノがある」といった特徴的な意見も見られた。また、人混雑やゴミ問題、治安などを不安に思う声も多かった。⇒調査結果P2

2.渋谷の街(渋谷駅の近辺)を訪れる頻度、よく遊ぶ場所
 ◇ 渋谷駅の近辺を訪れる頻度については、「よく来る(週2~3回以上)」「そこそこ来る(1~2週間に1回程度)」が50.5%を占める結果となった。⇒調査結果P3
 ◇ よく遊ぶ場所については、「カラオケ」「プリクラ」「ゲームセンター」などの遊戯施設が上位に連ねた。また、「SHIBUYA109」「タピオカ」は女性を中心に強い人気を見せているほか、「マクドナルド」「ファミレス」は性別問わない、といった傾向を見せている。⇒調査結果P4

3.「働く場所」としての渋谷
 ◇ 「渋谷で働きたいとは思わない」が49.6%を占める結果となった。
 ◇ 男女別では、概ね同傾向。学年別では、2年生の方が後ろ向きな意見が目立った。また、好感度別にみると、渋谷の街への意識が好印象なほど渋谷の街での就職意識が高く、相関性が見られる結果となった。⇒調査結果P6

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
渋谷支部
担当 髙橋
TEL 03-3406-8141
FAX 03-3498-6569