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健康経営倶楽部マガジン  ≪2019.04.09号≫

2019年4月9日
東京商工会議所
会員交流センター

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          ─健康経営の最新情報が満載!─
    健康経営倶楽部マガジン  ≪2019.4.9 vol.27≫
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本メールマガジンは、健康経営倶楽部マガジンに登録された方、
健康経営アドバイザー研修にお申込みの方に配信しています

≪目次≫--------------------------------------------------------------
■東商からのお知らせ
1.【5月15日(水)申込開始予定】第2回エキスパートアドバイザー研修
                  (東京商工会議所 サービス・交流部)

2.東京きらぼしフィナンシャルグループ・きらぼし銀行・東京商工会議所共催
  【5月21日(火)開催】中小企業が明日から始める「健康経営」セミナー
                  (東京商工会議所 サービス・交流部)

■健康経営に関するお知らせ
3.【7月7日(日)開催】日本健康マスター検定 第7回試験のご案内
                  (一般社団法人 日本健康生活推進協会)

■健康経営 実践コラム
4.女性の活躍をサポートする健康経営のヒント(第3回/全5回)
  「~更年期障害について~」
                    看護師・中小企業診断士 溝上愛

5.身体活動量を増やす工夫~仕事中にできる体の動かし方~
  「座ってできるストレッチ 肩こり・目の疲れ」(第3回/全6回)
                      健康運動指導士 黒田恵美子

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■東商からのお知らせ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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1.【5月15日(水)申込開始予定】第2回エキスパートアドバイザー研修
                  (東京商工会議所 サービス・交流部)
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東京商工会議所は、健康経営に取り組む企業の実践支援者を育成する「健康経
営エキスパートアドバイザー研修」の第2回の募集は、5月15日(水)より
開始を予定しております。

詳細につきましては、4月下旬~5月上旬にご案内いたしますので、ご確認く
ださい。

 【問い合わせ先】
   東京商工会議所 サービス・交流部 会員交流センター
   TEL:03-3283-7670

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2.東京きらぼしフィナンシャルグループ・きらぼし銀行・東京商工会議所共催
  【5月21日(火)開催】中小企業が明日から始める「健康経営」セミナー
                  (東京商工会議所 サービス・交流部)
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東京商工会議所は、東京きらぼしフィナンシャルグループならびに、きらぼし
銀行と「中小企業支援に関する包括連携協定」を締結したことを記念して、
「健康経営」をテーマにしたセミナーを開催いたします。
人手不足が深刻化する中、優秀な人材を確保するため「健康経営」の必要性が
高まっています。企業が「健康経営」を推進するメリット、推進事例、健康経
営優良法人認定制度のポイントなどを説明しますので、奮ってご参加ください。

○日 時 2019年5月21日(火)14時00分~16時00分

○場 所 きらぼし銀行本店 8階会議室
    (〒107-0062 東京都港区南青山3-10-43)

○テーマ 
講演(1)
「中小企業が明日から始める『健康経営』」
 講師 株式会社ヘルスイノベーション 代表 弥冨 尚志 氏

講演(2)
「東京都職域健康促進サポート事業」について
(※都内中小企業向けのご案内となります。)
 講師 東京商工会議所 サービス・交流部 会員交流センター 
     所長 中村 友樹

○定 員 100名

 ⇒お申込み・詳細はこちら
  http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-93780.html

 【問い合わせ先】
   東京商工会議所 サービス・交流部 会員交流センター
   TEL:03-3283-7670

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■健康経営に関するお知らせ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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3.【7月7日(日)開催】日本健康マスター検定 第7回試験のご案内
                  (一般社団法人 日本健康生活推進協会)
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一般社団法人 日本健康生活推進協会は、生活や仕事で活用できる「健康リテ
ラシー」を高めるため、「日本健康マスター検定」を実施しています。
本検定は、2017年にスタートし、既に25,000名を超える合格者=
「健康マスター」が誕生しています。
日本医師会が監修協力、また健康・医療分野のオーソリティが監修している本
検定は、健康知識・ノウハウを学びながら、「気づき」から「行動変容」にも
つながるものとなっております。

○日  時 2019年7月7日(日) 
      10:45~12:00 ベーシックコース
      13:45~15:20 エキスパートコース

○場  所 全国44都市で開催

○申込期間 2019年4月18日(木)~5月30日(木)

 ⇒お申込み・詳細はこちら
  https://kenken.or.jp/

 【問い合わせ先】
   一般社団法人 日本健康生活推進協会
   MAIL:info@kenken.or.jp
   TEL :03-6268-8447

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■健康経営 実践コラム■ ※従業員の皆様にもご紹介ください
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健康経営の取り組みの一環として、社員の健康リテラシー向上に活用できるよ
う、職場の中でも簡単に取り組める健康づくりに関する知識等を提供するコラ
ムを掲載しております。
社員のみなさまに転送するなど、健康情報の提供を通じて、健康リテラシーの
向上にご活用ください。
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4.女性の活躍をサポートする健康経営のヒント(第3回/全5回)
  「~更年期障害について~」
                    看護師・中小企業診断士 溝上愛
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読者の皆様、こんにちは。
本コラムでは「女性の活躍をサポートする健康経営のヒント」として、女性特
有の健康課題についての情報をお送りしています。
女性の働き手は今後も企業経営において鍵となってくると考えられ、女性の健
康に対する取組みにより、企業の更なる活性化につながると考えられています。

第3回は「更年期障害」についてです。
前回までに引き続き、女性の健康課題への対策について、A社長、B社長、C
社長の質問にお答えしていきます。

〇更年期障害とは
C社長 「更年期障害という言葉は聞いたことがありますが、具体的にはどの
ような症状が出るのですか」

―「更年期障害」とは、閉経の時期を挟んで前後の計10年間のことを言いま
す。閉経を迎える平均年齢は50歳と言われているので、更年期は一般的に、
45~55歳頃を指します。
更年期症状は女性ホルモンが急激に減少することに伴って起こるもので、月経
周期の乱れ、急にのぼせや発汗が起きるホットフラッシュと呼ばれる症状や動
悸などの自律神経系の症状、不眠やイライラなどの精神神経系の不調、膣や粘
膜の乾燥・萎縮、皮膚のトラブルなどがあります。

〇職場での具体例と治療
B社長 「症状の多くは本人にとってつらくても、他人からは見えにくいもの
が多いのよね。年上の女性の友人から更年期症状で悩んでいると聞いたときは、
普段元気そうに見えていただけに驚いたわ。実は職場で困っている人も多いの
ではないかしら」

―そうですね。例えば、急なほてりや汗で見た目やにおいが気になって仕事に
集中できない、以前はなかったようなミスが増える、些細なことに苛立ってし
まう、仕事が好きなのにやる気が持てない、などの悩みがあるようです。症状
が起こる要因は「女性ホルモンの低下」、「本人の気質や体質の問題」、「環
境的な要因」と、これらが絡み合って起こると言われていますので、症状やつ
らさは10人いればみな違うのです。

C社長 「人によって症状が違うということだけど、症状は良くなるのかい?
うちの会社でもパート職員として女性が多く働いていているからなぁ。」

―自律神経系の症状は女性ホルモンだけが原因とは限りません。まず日常生活
を見直し、バランスの良い食生活、適度な運動、十分な睡眠などを心がけると
症状が改善されることがあります。また、女性ホルモンの減少による症状はホ
ルモン補充療法を行うことで改善する事もあります。

〇職場での対応
C社長 「なるほど、対処のしようはあるんだね。ただ、自分も含めて管理職
は男ばかりだから、実際更年期による症状や悩みがあるのかもしれないという
ときにどう対応したものかね。まさか直接『更年期じゃないか』なんて言うわ
けにもいかないしね」

―そうですね。更年期障害という表現は、マイナスなイメージで捉えられる場
合もあります。本人の受け止め方や職場の人間関係に配慮し、表現の仕方には
十分な配慮が必要です。直接、「更年期なんじゃないか」と言うことや、年齢
を意識させるような発言は避けましょう。
また、職場でのミスや人間関係で周囲への影響が大きい場合、本人は自分自身
を見つめ直す余裕がなくなっている場合もあります。上司からの指摘はあくま
で職場での行動面にとどめ、身体的・精神的な症状は産業医や産業保健スタッ
フにお繋ぎして専門家に任せるのがよいでしょう。更年期の症状の原因は人そ
れぞれだということは先にも述べましたが、疾患と関連している場合もありま
すし、専門家の助言や婦人科や心療内科等の専門医の診療につながる指導を受
けられます。

C社長 「そうか、それは聞いておいてよかったよ。気を付けないといけない
な。他には職場で予防として出来ることはないのかね?」

―女性ホルモンには、コレステロールの増加を抑えたりや血管を広げる作用が
あり動脈硬化になりにくくする役割や骨の代謝を活発にする役割があります。
そのため、更年期に女性ホルモンが減少することにより、「脂質異常症(高コ
レステロール血症)」、「高血圧」、「動脈硬化」などの生活習慣病や骨粗し
ょう症のリスクが高くなります。社内で食事や運動などについて健康経営の視
点で取組みをすることは、生活習慣病の予防にもつながるので、是非取り入れ
て頂きたいです。

A社長「わが社は女性社員2人、20代と30代ですが、生活習慣の改善とい
う点では今回の話も参考になりました。今年から社内で始めた朝のラジオ体操
は、継続していこうと思います」

更年期の症状は期間を過ぎれば終わるものですが、まだまだ働き盛りの時に症
状を我慢して過ごすのは、本人もつらいですし、働いていれば周りにも影響を
与えます。今回ご紹介した情報が、管理者の皆様の社内の働きやすい環境づく
りにお役に立てばと思います。

以上、読みいただきありがとうございました。
次回は「女性のがん・女性に多いがん」について取り上げます。

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5.身体活動量を増やす工夫~仕事中にできる体の動かし方~
  「座ってできるストレッチ 肩こり・目の疲れ」(第3回/全6回)
                      健康運動指導士 黒田恵美子
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健康運動指導士の黒田恵美子です。
がんばらなくても、仕事の合間にできてしまう運動をご紹介しています。仕事
中の疲れを取り、運動不足解消にもなります。第3回は、肩こりや目の疲れの
対策です。

パソコンの画面やスマホ、タブレットの文字を見続けていると、目が疲れたり
肩が凝りやすくなります。環境を整えることも大事ですが、ストレッチをして
筋肉をほぐし、血流を改善しましょう。

●スマホを見る姿勢、パソコンを操作する姿勢
最近気になるのは、電車の中でスマホを見ているときの姿勢です。狭いスペー
スなので、骨盤を少し前に出し、あごを引いて首をかくんと折るように下を向
いて操作しています。このような「下の向き方」は、首の筋肉に大きな負担が
かかります。スマホを操作するときは骨盤をまっすぐにして立ち、スマホの位
置を高くするとよいでしょう。それだけのスペースが取れない車内では操作を
できるだけ短時間に済ませるようにするとよいですね。
また、職場でパソコンを操作しているときは、骨盤を丸め、あごを前に出して、
背骨が丸くなることが多いため、首は前に出て、ストレートネックといわれる
状態になりやすいです。座るときは、背もたれに仙骨をつけて骨盤を立て、顔
を前に出さないようにする意識が必要です。大きめの椅子に座っている方は、
仙骨から腰に掛けてクッションやバスタオルなどを置いて背もたれとの間を埋
めると良いでしょう。これだけで腰への負担も減らせます。

●ストレッチ
肩こり、首こり、目の疲れにはストレッチやツボ押しが効果的です。腕の疲れ
も肩こりにつながるので、腕のほぐしもご紹介しましょう。

●肩甲骨ほぐし
軽く手を握って肘を曲げます。両肘を後ろに引きながら肩甲骨を縮め、ぎゅっ
と力を入れます。5秒キープしたら、息を吐いて、だらんと腕の力を抜いて下
ろします。
続けて、体の前で胸の高さに手を組んで、手のひらを自分の方に向け、前に伸
ばしていきながら背中を丸め、顔を下に向けます。このまま10秒くらいスト
レッチしましょう。
肩甲骨の間を縮める、伸ばすをセットで1~2回行いましょう。

●頭の後ろで手を組んで行う一連のストレッチ 10秒くらいずつ
後頭部で手を組みます。
(1)肘を左右に開いて10秒くらいキープします。少し上を向くようにして頭で
手を押すようにすると、胸やお腹などがよく伸びます。
(2)顔を正面に戻し、右肘を上げ、左肘を下げます。脇腹が伸びます。これも、
10秒くらいキープします。左も同じように行います。
(3)次に、下を向いて肘で頭を抱えるようにし、10秒キープします。こうする
と、首の後ろの筋肉が伸びます。さらに、息を吐きながら少しずつ背中を丸め
ていき、気持ちの良いところで止めて10秒キープします。
(1)から(3)の流れを、1~2回行うとよいでしょう。

●目の疲れに手当て
頭や顔にはいくつもツボがあり、頭痛や肩こり、目の疲れに効くため、指圧す
るのも効果的です。
目の周りには、目のツボが並んでいます。目頭と鼻の間、こめかみ、眉頭など、
押して気持ちよいと感じるところを指圧します。その後、両手をこすってあた
ため、目を隠すように当てます。手で目を押さないように、すこし離して1分
くらい当てましょう。少しの間、目を閉じて休め、目のまわりの筋肉の緊張を
やわらげましょう。

●腕ほぐし
右腕の肘を曲げて、前腕(手から肘まで)をデスクに乗せます。左手の前腕を
使って、ぐいぐいと右腕の前腕を押してほぐします。特に肘の近くにツボがあ
るので、肘周辺のイタ気持ちよいと感じるところを押します。
1~2分行いましょう。

コリを感じたときがストレッチのタイミング。
まめに身体を動かしてセルフケアしましょう。

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   TEL:03-3283-7670
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≪発行≫東京商工会議所 サービス・交流部
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