としまビジネスプランアワード

■事業承継部門グランプリ
滝沢 敏広(株式会社日本ディスプレイセンター)
“クラフトマンズ ~会社をリタイヤした方向け、DIYの基礎講習と作業スペースの提供~”
事業の将来目標
全国の都道府県全てにクラフトマンズの店舗があるのが目標です。
PRポイント
今回のビジネスプランは、クラフトマンシップをポイントにおいた事業となっており、弊社は設立から44年間、まさにそのクラフトマンシップを培ってきた企業です。お客様の要望に応え、既製品ではない、オーダーの家具・什器を作り続けてきた実績を活用し、新たにサービス業を展開したいと考え、応募しました。
応募の動機・理由
きっかけは新聞記事で、イギリスでは街中にDIY(日曜大工)を行うコミュニティがあり、そのコミュニティは主に、リタイヤした男性が集まって、地域の課題に取り組んでいるというものでした。記事では日本でもそのような取り組みがあれば良いと結んでいて、高齢者が社会とどのように結びつくか、という高齢化社会の課題にも一つの指針になるのではと考えました。
特に男性は女性に比べると、会社をリタイヤした後に地域コミュニティに入りにくい傾向があるため、同じ作業・同じ目的意識を持つ仲間を作れる「場」を設けることが必要ではないかと感じています。
提供するスペースは長年借り手がつかない空き店舗を想定し(いわゆるシャッター通り商店街)、その方面でも地域活性を目指すビジネスとしたいです。