東商の活動
『中小企業のための助成金活用セミナー』を開催しました
東京商工会議所
ビジネスサポートデスク(東京西)
東京商工会議所ビジネスサポートデスク(東京西)では、新宿・中野・杉並・練馬・世田谷・渋谷・豊島の7支部と連携して、中小企業の新規事業展開を支援するため、毎週月曜・水曜日に、経営計画策定支援の専門家による無料相談を行っております。
具体的には新規事業(新製品開発、業務プロセスの改善、仕入・販売など流通経路・方法の見直し、新分野への進出など)の進捗具合・投資効果を確認しながら進めるうえで不可欠となる自社の経営計画の策定にあたり、専門家が第三者の目線で検討不足がないか等をチェックし、アドバイスをします。
その他、東京都への経営革新計画の承認申請や、補助金申請にあたって作成する計画書についても、無料で相談することができます。
こうした新規事業展開サポートの一環として、平成27年2月16日に、補助金申請支援・新規事業立ち上げ支援の専門家である株式会社コムラッドファームジャパン代表、中小企業診断士の平阪靖規氏を講師に招きセミナーを開催し、107名の参加がありました。
本セミナーではまず、中小企業が商品開発や営業活動に使える補助金・助成金の概要、メリットなどを整理し、国や都、区で実際に募集している制度についての解説がありました。
経済産業省が実施している「中小企業・小規模事業者 ものづくり・商業・サービス革新補助金」、「創業・第二創業促進補助金」、「小規模事業者持続化補助金」の制度についてはこれまで採択された事例も交え、個別の制度説明がありました。
また全体の採択事例、これまでの支援事例を通じて、「申請書を作成する上でのポイント、作り方」についても解説がありました。
申請書を書く際に頭に入れておきたいポイントとしては、
①政策に適合した自社の課題が明確化されているか
②事業化の可能性を明確化できているか
③十分な市場調査の実施・適切に外部環境の把握、整理ができているか
以上のポイントを押さえて事業計画を作り、さらに書き方のポイントとしては
①専門用語をなるべく避け、自分の業界の専門家でない人が読んでもわかりやすい言葉で書くこと
②重要な部分は「太字」や「下線」をうまく活用すること
③審査項目に即した見出しをつける、絵や写真などを適度に交えるなど審査員が読みやすい申請書にする
④新規事業に取り組むきっかけ、現状における当社の課題、新規事業によって改善する見通しなど、ストーリー性を持たせた構成であること
以上のポイントについて解説がありました。
最後に総括として、補助金は対象経費や事業実施期間に制約が出てくるため、助成金ありきの事業計画ではなく、新規事業の遂行をするうえで自社の計画と狙いが補助金と合致した場合に、正しく上手に活用することで経営の推進力となると言及しました。
ビジネスサポートデスク(東京西)では、講師平阪氏による「経営計画策定、助成金申請書作成」に関する専門相談を、毎週月曜日と水曜日に実施しています。
相談は事前予約制となっておりますので、ご利用を希望する場合は下記問い合わせまでお問い合わせください。
【相談のご予約は電話あるいはメールにて受付しております】
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〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-8-2 BIZ新宿4階
☎03-6279-0761
E-mail bsdwest@tokyo-cci.or.jp
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相談受付時間 月曜日から金曜日の午前9時から午後5時まで(祝日、年末年始除く)
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