東商の活動

工業部会講演会「今後の経営環境と新たなものづくり戦略~中小企業がとるべき次の一手とは~」を開催しました
東京商工会議所
中小企業部
東京商工会議所工業部会は、10月20日に講演会「今後の経営環境と新たなものづくり戦略~中小企業がとるべき次の一手とは~」を開催し、工業部会所属議員、会員の94人が参加しました。
講師の東京大学大学院工学系研究科教授の後藤芳一氏は、ものづくりを考える枠組みとして、加工や組立てなど企業の業態と、環境や健康、医療福祉、農業など新たな市場分野の2つの視点を重要とした上で、企業が取るべき方向性として、①ものづくりを深耕すること、②総合メーカーになること、③ニーズに対応することの3点を挙げました。
中小企業の具体的な成功事例として、従来の受託加工から脱却し、エンジニアリングや製品開発を行うなど総合メーカーに移行したレーザー加工業や、医療福祉分野のニーズに対応した左右サイズ違いのシューズを販売している靴の製造業などを紹介。その上で、「出来上がっているものに新たなイノベーションを付加し、環境や福祉、農業など市場のニーズをカタチにすることが求められている」と述べました。
今後も工業部会では皆様のビジネスに役立つ情報提供をしていきます。
東京商工会議所
中小企業部
担当 田中・大矢・西村
TEL 03-3283-7643
FAX 03-3283-7235