東京商工会議所千代田支部は11月28日から30日にかけて、支部設立50周年事業における事業として「台湾 現地経済事情 視察会」を開催し、32名が参加しました。
　初日は台湾日本関係協会、台北国際商会、台北市進出口商業同業公会の3か所を表敬訪問しました。日本と台湾における中小企業を取り巻く経営環境について意見交換を行い、友好関係を深めました。
　2日目午前は医薬品等の物流にて最先端技術を導入している新昱物流を視察しました。気温や室温だけでなくセキュリティーやトレーサビリティ等の最新物流で台湾全土に配送していることを学びました。午後はデロイトトーマツ台湾にて日本と台湾の税制の比較から、台湾経済の好調な要因の一つを知り、活発な質疑応答がありました。
　最終日は台湾で有名なジオパークである野柳地質公園や日本統治時代に建設されたたばこ工場を現代にリノベーションした文化総合施設である松山文創園区等を視察し、台湾の現地経済事情を肌で感じた、充実した3日間の視察会となりました。