東京商工会議所 北支部（会長：越野充博・越野建設㈱社長）では、平成29年度、日本の最新の先端研究について中小企業の経営者・技術者に知っていただき、新たなビジネスのヒントにしていただくことを目的とした連続イベント「先端研究機関からの招待状」（全４回）を開催しています。
　本事業では、「大学共同利用機関（※）」で行われている先端研究をテーマに、①研究の第一人者による講演会と、②研究者と中小企業の交流会を行います。先端研究に関心のお持ちの事業者の方々を対象に、春、夏、秋、冬の全４回、それぞれ異なるテーマで開催してまいりました。
　今回は、最終回となる第4回として、昨今ノーベル賞でも話題となった「加速器」をテーマとしたイベントを開催します。加速器というと高度な研究に使われる装置で私たちから縁遠いもののように感じられますが、実は10年前まで当たり前だったブラウン管がそもそも小型の加速器という驚きのお話から、その加速器が現在のエレクトロニクスを支える半導体の製造で重要な装置になっているほか、がん治療で注目される重粒子線も加速器によって発生されているなど、私たちの生活に近い分野でも応用が進んでいる研究の最前線のお話まで、幅広い内容をうかがっていきます。
　講演会後には、講師や参加者と直接お話ができる交流会もあわせて開催します。変化のスピードがますます速くなる現在、最新の技術がもたらす変化をとらえ、今後のビジネスのヒントを得る機会として、是非ご参加ください。

※大学共同利用機関：国公私立全ての大学の共同利用の研究所として、個々の大学では整備・運営が困難な最先端の大型装置や大量の学術データ、貴重な資料等を全国の研究者に提供することを通じて、大学の枠を越えた共同研究を推進し、関連する研究分野の研究水準の向上を図ることを目的とする我が国独自の学術研究機関。


◆詳細・申込は、以下のイベントページよりご確認ください。