東京商工会議所杉並支部では10月12日、会員懇談会を開催し、区内会員企業61名が参加しました。東京商工会議所は今年度改選期のため、11月1日以降の支部の新たな評議員67名を選任したほか、来期の役員体制について報告を行いました。
　後半では、公益財団法人地球環境産業技術研究機構の主席研究員・秋元圭吾氏を講師に、「カーボンニュートラル実現に向け企業が始められることとは～ 2050年を見据え、できることを考える」と題し、講演会を開催いたしました。カーボンニュートラルに向けた今後のイメージや再生可能エネルギーの普及に向けた今後の課題、今後の企業の対応策等について説明がありました。秋元氏からは、目標実現には中小企業の取組みも不可欠とし、「まずはCo2排出量の見える化などから取り組んでほしい」との話がありました。
　また参加者からは、「現状における詳細なデータや資料に基づいて理解が進んだ。また、今後の展望や潮流についても認識が深まった」との声があり、大変有意義な講演会になりました。