ニュースリリース
【杉並支部】「杉並支部会員アンケート調査」の結果について
東京商工会議所
杉並支部
東京商工会議所杉並支部では、標記アンケートを実施し、調査結果をとりまとめましたのでお知らせします。深刻な影響が続く新型コロナウイルスによる区内中小企業・小規模事業者への影響を踏まえつつ、区内事業者の経営課題や今後の取組を把握するため、調査を実施いたしました。
<調査概要>
◆調査期間/2022年6月10日~7月8日
◆調査対象/東商杉並支部会員企業2,492社
◆回答数:106件(回答率4.3%)
※会員企業にFAX、メールでアンケートを実施
【 調査結果の主なポイント 】
1.業績見込み
2019年1月~12月の売上高と比較した「2022年1月~12月期の売上見込」をヒアリングしたところ、コロナ前水準まで戻らないと回答した事業者は50.0%となり、半数の事業者がコロナ前の水準まで売上が戻らないと見込んでいる
2.経営への影響
経営への影響では、「マイナス影響がある」との回答が71.7%となり、引き続き新型コロナウイルスによる経営へのマイナス影響を不安視する声が多かった。
3.自社の経営課題(懸念事項)
自社の経営課題(懸念事項)についてヒアリングしたところ、「原材料価格高騰」(56.6%)、「新型コロナウイルス」(48.1%)、「人手不足」(43.4%)と回答した企業が半数近くとなった。
また製造業においては「電気料金の高騰」(71.4%)と回答した事業者が他業種に比べて多くなった。
4.今後の取組み
コロナの影響を克服するための今後の取組みでは、「既存顧客への営業強化」(61.3%)、「新規販路開拓」(59.4%)、「人材育成」(52.8%)と回答した企業が半数を超えた。次いで「採用強化」(35.8%)、「資金繰り対応」(25.5%)、となった。
また飲食業においては「新分野への進出」(60.0%)と回答した事業者が他業種に比べて多くなった。
【 集計結果 】
東京商工会議所
杉並支部
担当 木下、酒井
TEL 03-3220-1211
FAX 03-3220-1210