東京商工会議所荒川支部（富永新三郎会長・㈱新吉代表取締役）は、2月5日、荒川区への転入者に向けた、区内産業のPR冊子「ようこそ！モノづくりのまち あらかわへ」を発行しました。

荒川区は、古くから隅田川沿いを中心に町工場が集積し、「モノづくりのまち」として発展してきました。区内製造業者数は年々減少してはいるものの、現在も全事業所の約20％を占めており、その割合が23区で2番目に多い区となっています。一方で荒川区は、都心をはじめとした各方面へのアクセスが良いことなどから、近年住民が増加しており、中には、荒川区がこうした歴史をもつ「住工混在」地域であることを知らない居住者も増えています。

そこで当支部では、荒川区が持つ「モノづくりのまち」としての魅力を広く発信し、転入者にファンになっていただくことで、住民と事業者の「共存共栄」を目指すため、本冊子を作成しました。

本冊子では、区内産業の歴史や、各地域の概要を掲載。併せて、特色ある製造業者30社の代表者に行った取材をもとに、生活圏のすぐそばで作られている意外な製品や、職人の高度な技術とカッコよさ、日々新しい製品や技術の開発に挑戦する社長の熱い思いを紹介しています。

今後、荒川区戸籍住民課・都市計画課および区内不動産業者の窓口にて、新たに荒川区へ転入される方・転入を検討されている方に広く周知します。