東商の活動

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視察会「“パラスポーツから探るバリアフリー”と“PCB廃棄の推進”を考える」を開催しました

2018年11月27日
東京商工会議所
目黒支部
日本財団パラアリーナ見学の様子

日本財団パラアリーナ見学の様子

ボッチャ体験の様子

ボッチャ体験の様子

東京PCB廃棄物処理施設見学の様子

東京PCB廃棄物処理施設見学の様子

 東京商工会議所目黒支部は、11月27日(火)に商業分科会、建設・不動産分科会(商業分科会長=栗山正・アーバンエステート社長、建設・不動産分科会長=鯉渕要三・アキテム会長)の共催により、視察会「“パラスポーツから探るバリアフリー”と“PCB廃棄の推進”を考える」を開催し、14名が参加しました。
 当日は、今年6月にオープンしたパラアスリートの練習施設である「日本財団パラアリーナ」と都内に唯一存在するPCB廃棄物処理施設である「東京PCB廃棄物処理施設」を視察しました。
 日本財団パラアリーナでは、施設担当者から設立の経緯について説明を受けた後、実際にパラアスリートが活用している体育館やトレーニングジム、更衣室、シャワールームなどを見学し、ユニバーサルデザインの特徴と導入にあたっての考え方を学びました。また、パラスポーツの一つである「ボッチャ」を体験し、戦略の奥深さと難しさを知り、大いに盛り上がりました。
 東京PCB廃棄物処理施設の視察では、施設案内のDVDを鑑賞した後、施設内に設置された見学者ルートから実際の作業工程を見学しました。PCBとは「ポリ塩化ビフェニル」の略称で、電気機器の絶縁油、熱交換器の熱媒体など主に建設現場で様々な用途として利用されていましたが、人体に有毒であるとして使用が禁止され、建設関連事業者の保管・廃棄が課題となっています。担当者への質疑応答の時間では、安全に廃棄できる仕組みについて、多くの質問があがりました。
 参加者からは、「パラスポーツに興味を持った、ボッチャ以外の競技も体験してみたい」「バリアフリー、ユニバーサルデザインの対応に感心した、勉強になった」「PCB廃棄の重要性、安全性を知ることができた」との声が聞かれました。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
目黒支部
TEL 03-3791-3351
FAX 03-3791-3573