ニュースリリース

中小IT事業者のための「メンタルヘルス GUIDE BOOK」の発行について
東京商工会議所
品川支部
東京商工会議所品川支部(会長:大山忠一・光陽産業会長)は、中小・小規模IT事業者におけるメンタルヘルス・マネジメント導入に向けた取組みをわかりやすく解説した小冊子「中小IT事業者のためのメンタルヘルス GUIDE BOOK」を発行しました。
本冊子は、品川区に多く立地する中小IT事業者の職場環境の改善支援を目的として、社員のメンタルヘルス対策の必要性を伝え、組織としてメンタルヘルス・マネジメントを計画的・継続的に行うためのポイントを解説したものです。冊子では、メンタルヘルス不調者が発生した場合のリスク・損失を説明し、取り組むべきケアや働き方改革への取組みを提示しています。さらに、規模の小さな事業者でも無理なくメンタルヘルス・マネジメントに取り組めるよう、従業員の心身の健康維持に関する、小規模IT事業者の取組み事例等の紹介や、国や公的機関による中小企業向けの助成制度・各種支援策も紹介しています。
特に、IT業界は人手不足が深刻であり、業務負担に起因するメンタルヘルス不調者も見られ、その増加の抑制が必要です。平成27年12月に施行されたストレスチェック制度では、従業員50名未満の事業者は義務化の対象となっていませんが、規模の小さな事業者においても、メンタルヘルスの必要性・重要性に変わりはありません。
本冊子が、区内のみならず、多くの中小・小規模のIT事業者のメンタルヘルス・マネジメント導入の一助となり、生産性の向上や活力ある職場環境づくりに繋がることを期待しています。
■冊子名 「中小IT事業者のためのメンタルヘルス GUIDE BOOK」
■発 行 東京商工会議所品川支部
■配 布 平成29年3月7日配布開始
(当支部より、区内事業者や都内情報産業団体等に配布します)
■仕 様 A5版 全16ページ(発行部数:1,500部)
■対 象 主に区内の中小・小規模IT事業者
■内 容 メンタルヘルス・マネジメントの必要性と、導入に向けた取り組みを
わかりやすく解説
○なぜ今、小規模IT事業者のメンタルヘルス・マネジメントなのか
(メンタルヘルス不調に陥る背景などを説明)
○メンタルヘルス・マネジメント
(不調のサインに気づくためのポイントを「自分自身」「ご家族」
「上司・同僚」の視点から提示)
○メンタルヘルス・マネジメントを始めるにあたって
(メンタルヘルス・マネジメントの取り組み「4つケア」を解説)
○メンタルヘルス不調者が発生した場合の損失
○働き方改革に向けた取組
○従業員の心身の健康維持に関する取組事例
(小規模IT事業者の事例紹介)
○中小企業支援策、給付金のご案内
(参考)職場におけるメンタルヘルス対策に関する取組み調査 他
東京商工会議所
品川支部
担当 井田、木村
TEL 03-5498-6211