東京商工会議所中央支部は１月27日、クレディ・スイス証券チーフ・エコノミスト兼経済調査部長の白川浩道氏を招き、「2015年日本経済の見通し」と題した講演会を開催しました。当日は、中央区内の企業経営者など計１６４名が参加しました。

　白川氏は、まず欧州・中国・米国の景気動向などについて経済指標を使って解説し、世界情勢を踏まえた上で、日本国内の労働生産性や家計黒字率の動きを説明するとともに、「日銀の方針によっては為替・株価が大きく変動する可能性がある」と語りました。

　参加者からは、「実態に即した解説で、分かりやすかった」「さまざまな指標の見方がわかり、参考になった」などの声が聞かれました。