東京商工会議所新宿支部は8月22日、中山弘子・新宿区長との懇談会を開催し、支部役員・評議員ら30人の参加者と区政の取り組みや地域振興などについて意見交換を行いました。
冒頭で髙野会長は、「新宿支部も11月から次の時代に向けて新たな体制でスタートする。今まで以上に新宿の活性化と安全・安心な街づくりに努め、新宿で活動する中小企業を積極的に応援していく」と述べ、国立競技場を地元に抱える新宿支部として、東京オリンピック・パラリンピック招致を活力源として、新宿のまちをさらに盛り上げていきたいと語りました。
中山区長は、多様性を力とする新宿の特性について触れ、「新宿でのまちの活力は、経済活動で盛り上げてもらっている。区が事業所の方々のパートナーとして何ができるか、について忌憚のない意見交換ができる、こうした機会は大変に大切なものだと考えている」と述べ、新宿の多様性や持続可能性について事業者の協力を求めました。
意見交換会では、観光振興や地域の再開発をはじめ、交通問題や高齢者対策と言った幅広いテーマについての提案や質問があり、中山区長は、新宿の魅力を発信するためのイベント開催や都市と文化の融合など、新宿区政の現在の取り組みについて説明しました。