東京商工会議所板橋支部（岩月宏昌会長・イワツキ(株)社長）は、「第19回板橋青年優秀技能者・技術者（通称：板橋Fine Worker）表彰事業」の受賞者18名を下記のとおり決定しましたので、お知らせします。
　本事業は、都内有数の“ものづくり都市”である板橋区の特徴を活かした当支部活動の大きな柱の一つで、①技能者・技術者としての誇りと意欲の高揚、および、②将来の板橋区の産業基盤を支える後継者として一層の技能・技術向上の促進を目的に、区内でものづくりに従事する若手技能者・技術者を表彰する事業です。2007年の第1回以来、75社308名の方々を“板橋Fine Worker”として認定してまいりました。

　第19回を迎えた本回は新たに18名を認定し、最優秀賞には医用機器・半導体製造装置の開発、製造を手掛ける株式会社ライト製作所の平 俊輔さんが選ばれました。平さんは、高度な加工技術と自動化技術を活かし、昼夜無人加工が可能な最新鋭の全自動システムの構想段階から参画し、運用の中心的役割を果たしました。加えて、同システムの操作技能を持つ人材育成を主導し職場の生産性向上と技術力強化に大きく貢献した点が、高く評価されました。

　受賞者の皆様には、来年1月20日に開催予定の当支部新年賀詞交歓会にて「板橋Fine Worker」の認定状および同ロゴの記念ピンバッジを授与するとともに、最優秀賞を受賞した平さんには副賞として賞金10万円を贈呈します。
　東京商工会議所板橋支部は、今後も本事業を通じ、板橋区内の技能者・技術者の育成に努めるとともに、広く区内外に“ものづくり・ひとづくり”の魅力を発信してまいります。