工業系ものづくり商談会事例

マーケティングの視点から「売れるもの」をつくる vol.5

2024年10月9日

年約1,000商談が行われる工業系ものづくり商談会「全国ものづくり受発注商談会」
2024年10月に開催された本イベントにご参加いただいた「株式会社コテトテ 」様にインタビューを行った。



私達は「ものづくりができるマーケティング会社」


今年、東京商工会議所に加盟してさまざまなイベントを紹介していただいたなかで、最も興味があったのが「ものづくり商談会」でした。弊社は、マーケティングで企業の宣伝活動をお手伝いすることを生業としていますが、前職でものづくりをしていたスタッフが多くいるため、マーケティングの力で製造業に何か貢献をしたいと考えています。

株式会社コテトテ  代表取締役 小清水彬人氏

株式会社コテトテ 代表取締役 小清水彬人氏



異業種のお客さまとのつながりに期待


弊社の取引先は、ファッションやインテリアなどのセレクトショップ業界が中心で、全体の7割を占めます。新しい業界の取引先、特にマーケティングでお役に立ちたいと考えていた製造業とのつながりをつくるために東京商工会議所の商談会に参加しました。
日本のものづくりは、製品が高機能、高精度にもかかわらずマーケティングに対する意識が低いため、売れない商品がたくさんありもったいないと感じています。



発注企業の強み+αのものづくり


発注企業はさまざまな強みを持っています。弊社は、その強みをよりよくするために“何か付け足す”というポジティブな提案を得意としているので、今後は「商品に付加価値を加えて、お客さまを増やしたい」といった先とのマッチングができたら嬉しいですね。
例えば、品質の高いドアをつくる企業さんがいて、そこにいまのトレンドに合わせた取っ手を付けることでさらに売上が伸びるといったイメージです。プラスαの要素である取っ手の製作に、弊社の「マーケティング×ものづくり」でご協力できることが理想です。

1950から60年代にかけて海外の工場などで使われていた、チューブライトをリプロダクト。

1950から60年代にかけて海外の工場などで使われていた、チューブライトをリプロダクト。


<会社情報>
会社名:株式会社コテトテ
本 社:東京都新宿区早稲田鶴巻町308ラパン平倉203
https://kotetote.com/