東京商工会議所台東支部（会長＝小田切満寿雄・㈱オダギリ会長）は２月１９日、ライオン株式会社相談役の藤重貞慶氏（東京商工会議所特別顧問・生産性向上委員会委員長）を招き、特別講演会「人間の１００年。企業の１００年。国の１００年。より『企業の１００年。』～ライオンの歴史とこれからの生産性向上について～」を開催、７０名が参加しました。
講演では、ライオン１２８年の歴史を振り返り、「人間の根源的なニーズに根差した『事業領域』を持つこと、挑戦と創造の心を大切にし、『革新』を生み続けてきたこと、『共存共栄』の精神が重要であること」を企業永続のキーポイントとして挙げました。そして、今後の人口減少やディジタル技術の進展などもふまえつつ、「生産性向上のためには自社の商品・サービスに対する顧客満足をまずは把握することが重要」であることを強調しました。また講演会の中では、２０１７年１２月に生産性向上委員会で発行した冊子「未来を変える切り札は顧客満足」から、中川㈱の中川社長（台東支部副会長）および㈲東洋ドライクリーニングの有田専務が自社の生産性向上の取り組みについて自ら紹介しました。