東京商工会議所板橋支部（会長：吉村健正・㈱ルケオ会長兼CEO）は、2月21日、健康長寿ビジネスの先進事例を取材した内容をまとめた冊子「中小企業の事例に学ぶ　健康長寿ビジネス成功のカギ」を発行しました。

この度板橋支部では、専門家と企業代表者からなるワーキンググループが中心となり、商品やサービスの提供を通じて健康長寿の実現に貢献し、なおかつビジネスとして収益モデルを確立している事例等を取材し、その内容を冊子にまとめました。

日本の「健康長寿」が世界的に注目される中で、優れた技術力や経営の機動力を持った中小企業が同分野に参入することが、大きなビジネスチャンスになると期待されています。

本冊子は、昨年度制作した「健康長寿ビジネスへのヒント」に続くシリーズ第2弾として、
①新市場に挑戦する際に注意すべき3つのポイント　(創業支援の拠点からの提言)
②7つの切り口(「仕事づくり」「居場所づくり」「食の安全づくり」「住まいの安全づくり」「終の棲家づくり」「お楽しみづくり」「付加価値づくり」)による先進事例の紹介　（事業化や運営についてのポイント解説）
③定年後の生活を支える4つの要素「時間」「お金」「心」「健康」　(シニアマーケットへの洞察)
などを収録しています。

読者の方には、健康寿命ビジネスの分野ではまだ市場開拓の余地があり、中小企業にとって大きなビジネスチャンスが眠っていることを再認識していただくとともに、同分野での先進事例を通じて、自社の既存商品・サービスでも少しの工夫、発想の転換で健康長寿ビジネスとして十分に成り立つことを実感していただくことを期待しています。

城北ブロック各支部（文京、北、荒川、豊島、板橋、足立）で配布する他、下記リンクからもPDFファイルがダウンロード可能です。