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「外国人観光客の受入対応力向上支援事業」をスタートします

2018年7月19日
東京商工会議所
地域振興部

東京商工会議所は、このたび「東商オリパラ・アクションプログラム」の一環として、2020年に向けて、各店舗での外国人観光客の受入対応力向上を支援する事業をスタートします。政府は、2020年の訪日外国人観光客数4,000万人を目標として掲げており、東京2020大会の際にも多くの外国人観光客の来日が見込まれています。外国人観光客が日本滞在中に接する機会が多いのは地域の飲食店や小売店、サービス業等の店舗の方々であり、外国人観光客に直接「おもてなし」を提供するのも、それらの店舗の方々です。
外国人観光客に快適で楽しい滞在印象を持っていただくためには、より多くの店舗において受入態勢を整えていく必要があります。東京商工会議所は2020年に向けて下記の事業を展開し、地域や店舗における外国人客の受入対応力向上の支援に取り組んでまいります。

                    <内  容>

1.外国人観光客の接客に役立つ3つのツールを作成し、2万件の店舗に配布します
  2018年7月下旬から2020年3月までに、東京商工会議所の経営指導員が23区内の飲食業、
  小売業、サービス業等2万件の店舗を訪問し、「外国人接客マニュアル」「指でさして会話ができる
  シート」「外国人歓迎の店ステッカー」の3点のツールを配布します。
  ① 外国人接客マニュアル
    外国人接客時の心構えや注意点、実用的な英会話集などを掲載したマニュアルです。
  ② 指でさして会話ができるシート
    指で指し示しながら接客するための会話事例を掲載したクリアファイルです(英語・韓国語・
    中国語(簡体字・繁体字)の3か国語に対応しています)。
  ③ 外国人歓迎の店ステッカー
    店頭に貼ることで、外国人対応が可能であり、外国人客を歓迎していることを示すステッカー及び
    各種のピクトグラムです。


2.3つのツールと「インバウンド・セルフチェックシート」で経営指導員が課題への対応策を提案します

3.東商の23支部で「外国人観光客受入れ講習会」を開催します
  2018年9月から2020年3月までに、全支部共通のカリキュラムに基づいた「外国人観光客の
  受入対応(初級編)」と「外国人を積極的に店舗に呼び込む方法(上級編)」の2種類のセミナーを
  23支部で開催します。(期間内に各支部3回、全支部で合計69回開催)

4.2020大会の競技会場がある地域や東京都内でも、3つのツールを広く配布します
  ※ 3つのツールに記載されている地名は、各商工会議所・商工会地域の地名に変更して展開します。
  ※ 実施時期、実施方法は地域により若干異なる場合があります。

  <実施商工会議所・商工会>
   競技会場所在地商工会議所・商工会(14)
   札幌商工会議所、仙台商工会議所、福島商工会議所、川越商工会議所、さいたま商工会議所
   狭山商工会議所、千葉商工会議所、むさし府中商工会議所、横浜商工会議所、藤沢商工会議所
   利府松島商工会、鹿嶋市商工会、調布市商工会、伊豆市商工会
 
   都内商工会議所(6) ※ 上記以外
   八王子商工会議所、武蔵野商工会議所、青梅商工会議所、立川商工会議所、町田商工会議所
   多摩商工会議所

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
地域振興部
TEL 03-3283-7621