東京商工会議所 建設・不動産部会は、鹿島建設株式会社の協力のもと、「東京外かく環状道路 建設工事視察会」を実施し、３０名が参加しました。今回視察した東京外かく環状道路（東名高速～関越道）は、首都圏全域の国際競争力の強化や、都心の渋滞解消、環境改善効果、大災害時の迂回機能など、多岐にわたるストック効果が期待されています。同区間の約１６ｋｍ間は、大深度地下（約４１メートル以深）をトンネルでつなぐため、高い技術力を要する工事となっています。

　はじめに、東京外かく環状道路 本線トンネル工事について担当者からの説明を受けた後、大深度シールドトンネル建設工事現場を視察しました。実際に、深さ約７０メートルの立坑内にエレベーターで降り、大深度地下トンネルを掘削するシールドマシン組立ての様子など、説明を受けながら見学しました。

　参加された皆様から多くのご質問があるなど、熱心に視察していました。