東商の活動
建設分科会主催の被災地視察会(宮城県松島・石巻市)を実施しました
東京商工会議所
中野支部
東京商工会議所中野支部建設分科会(分科会長=石井正幸・アークフェニックス社長)は、東日本大震災の被災地復興支援として、宮城県松島・石巻市視察会を行い、15名が参加しました。
1日目は、日本三景の一つの「松島」を訪問しました。松島遊覧船に乗船後、五大堂、瑞巌寺、円通院を訪れました。休日ということもあり多くの観光客で賑わっていました。
2日目は、石巻市へ移動し、山德平塚水産にて、水産加工製品の生産現場を視察しました。代表取締役 平塚隆一郎氏から、震災当時の様子や現在に至るまでの苦労話をお聞きしました。
次に、石ノ森萬画館にて、まちづくり会社である街づくりマンボウの代表取締役 西條允敏氏から石巻市のこれからのまちづくりについてお話を伺いました。
最後に訪れた石巻商工会議所では、尾形輝雄事務局長より、震災後の石巻商工会議所の復興支援の取り組みについてお話を伺いました。特に「中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業」においては、石巻商工会議所が本事業の取りまとめ役となり、グループの編成、申請書類の作成指導を行った結果、14グループ938社もの企業が支援補助金を受け、施設整備の復旧を推し進めているとのことでした。
参加者からは、まだまだ復興は道半ばであることを踏まえながら、「我々にできることは何かを考えていかなければならない。」「緊急時における地元の石巻商工会議所の果たした役割の大きさを実感した」などの声が聞かれるなど、大変有意義な視察会となりました。
視察・訪問先は以下の通り。
<1日目>
日本三景 松島めぐり(松島遊覧船、五大堂、瑞巌寺、円通院)、夕食懇談会
<2日目>
山徳平塚水産㈱、㈱まちづくりマンボウ、石巻商工会議所
東京商工会議所
中野支部
TEL 3389-1241