東商メール　【経営力upマガジン】≪2013.9.19 vol.169≫

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　◆東商からのお知らせ
　１．第１１回「勇気ある経営大賞」受賞企業が決定
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　◆東商政策情報
　２．会頭コメント「２０１３年４－６月期ＧＤＰ２次速報値について」
　３．中小ものづくり企業の新製品・新技術開発に関する調査結果
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　◆東商のイベント・セミナー情報
　４. 講演会「地球温暖化対策とエネルギー政策の見直しに向けた論点」
　５. 中小規模事業所向け　「第６回省エネセミナー」
　６．第14期ＢＣＰ（事業継続計画）策定講座（全４回）
　７．東商クラウドワークスクエア情報セミナー
　８．ハッピーリタイアの作り方～事業承継の進め方～（文京支部）
　９．閉鎖謄本を取る！「会社謄本の読解セミナー」（荒川支部）
　１０．バスツアー・ハーブ庭園＆ワイナリーと新進気鋭の
　　考古学者・藤森英二氏が案内する“長野・縄文王国”（台東支部）
　１１．ビジネス・フレームワーク活用術（目黒支部）
　―――――――――――――――――――――――――
　◆東商新聞連載アーカイブ
　１２．連載「中小企業事業引継のポイント」（全５回）
　―――――――――――――――――――――――――
　◆コラム　時空散歩　「オリンピックが来る」
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　「東商」のご案内　
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　◆東商からのお知らせ

　１．第１１回「勇気ある経営大賞」受賞企業が決定

　　応募１４３社の中小企業の中から、書類選考・実地調査を経て、
　経営者によるプレゼンテーション審査の結果、大賞１社、優秀賞５社、
　特別賞２社が決定しました。

　【大賞】　
　株式会社内野製作所（東京都八王子市：代表取締役内野徳昭）
　超精密歯車を製作する会社として、新車開発用の試作歯車からF-1や
　航空機の歯車まで作る製造業

　【受賞理由】
　織物機械の修理から工作機械の歯車製造に転換した同社は、
　歯車試作のトップメーカーになることを決意し、（・・・以下本文）

　http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=0gtMp5hLUVcZ

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　◆東商政策情報

　２．会頭コメント「２０１３年４－６月期ＧＤＰ２次速報値について」

　　２０１３年４－６月期の実質ＧＤＰ成長率は、緊急経済対策の進捗による
　公的需要の増加や、円安・株高を背景とした消費マインド・景況感の改善により
　個人消費など国内民間需要が好調に推移したことなどから、
　前期比＋０．９％（年率＋３．８％）と、３四半期連続のプラス成長となった。
　また、設備投資についても、（・・・以下本文）
　
　http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=lPv0vXeosUkZ
　
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　３．中小ものづくり企業の新製品・新技術開発に関する調査結果

　　ものづくり推進委員会（委員長＝平井克彦・東レ相談役）は、
　標記調査結果を取りまとめました。本調査は、中小ものづくり企業の実態把握とともに、
　新製品・新技術開発に焦点をあて、取組みの状況・意向、成果や課題を検証したものです。

　【調査結果のポイント】
　１．中小ものづくり企業の現状　
　　回答企業の48.8％が営業黒字、24.5％が営業赤字となっているが、
　５人以下では44.2％が赤字と回答するなど、規模の小さい企業ほど業況は厳しい。
　（・・・以下本文）

　http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=naLoRAPZVasZ

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　◆東商のイベント・セミナー情報

　４. 講演会「地球温暖化対策とエネルギー政策の見直しに向けた論点」

　　地球温暖化対策について政府は、11月のＣＯＰ１９に向けて、「25％削減目標を
　ゼロベースで見直す」方針で、議論が行われています。一方、温暖化対策と表
　裏一体の関係にあるエネルギー政策については、年内を目途に新たなエネルギー
　基本計画を策定すべく、議論されています。温暖化対策とエネルギー政策は
　ともに国民生活、経済活動に多大な影響を与えるものです。
　今回は、地球環境産業技術研究機構の秋元圭吾氏をお招きしご講演いただきます。
　（参加費無料）

　http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=6j__MQF0L2cZ

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　５. 中小規模事業所向け　「第６回省エネセミナー」

　　東京商工会議所＆クール・ネット東京（東京都地球温暖化防止活動推進センター）
　は、今年度で６回目となる中小規模事業所向け「省エネセミナー」を開催します。
　「見える化」を進め、エネルギーマネジメントを行うことは、
　事業所にとっても大きな省エネ成果が期待でき、コスト削減へとつながります。
　ぜひ、ご参加いただき、今後の取り組みにお役立てください。（参加費無料）

　http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=ao0yJM3Ob-gZ

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　６．第14期ＢＣＰ（事業継続計画）策定講座（全４回）

　　「BCPをどのように策定していいかわからない」とお悩みの小規模・
　中小企業の経営者、あるいは総務・防災担当者の方々を対象に
　少人数制勉強会を開催します。緊急連絡網の整備、安否確認システムの
　導入等で「BCPは完璧！」と思っていませんか？本来のBCPは防災対策を
　超えた先にあります。BCPを持たない企業は市場に参加できなくなるかも
　知れません。ぜひ、貴社のBCPの骨格づくりにお役立てください。
　（会員優待、参加費８０００円）

　http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=uN1CHOE-LgcZ

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　７．東商クラウドワークスクエア情報セミナー

　　電子メールのセキュリティ対策セミナーとMicrosoft「office365」の
　活用法を紹介するセミナーをご案内します。

　（１）あなたの電子メールは守られていますか？
　　～誤送信による情報漏洩から見る対策～

　　電子メールによる機密情報流出の防止に対し、どのような対応をとっていますか？
　　電子メールからの情報漏えいを防ぐために必要な対策を紹介します。

　　http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=bwShdtrcYL0Z

　（２）Microsoftクラウド・新「Office365」の利活用法及び導入事例のご紹介

　　企業の導入が増えているMicrosoftの「Office365」。こんなに便利だから導入が
　　進んでいるのです！本セミナーでは実際の導入事例を中心に、利活用法や導入までの
　　ポイントなどを紹介します。

　　http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=tO-NyrnSskMZ

　　そのほかの東商クラウドワークスクエア情報セミナーはこちらから
　　http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=Q-O3XkLEMgQZ

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　８．ハッピーリタイアの作り方～事業承継の進め方～（文京支部）

　　経営者の高齢化が進み、いよいよ経営者がリタイアする時期となる
　企業も多いのではないでしょうか。しかし従業員の雇用継続や後継者の確保、
　経営者および従業員の家族の生活などを考えた場合、思うようにリタイア
　できないという現実があるようです。セミナーでは経営者のハッピーリタイア
　（円滑な事業承継による引退）に向けた事業承継計画策定の方法を
　優しく分かりやすく解説します。（参加費無料）

　http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=WN6pun7yFhgZ

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　９．閉鎖謄本を取る！「会社謄本の読解セミナー」（荒川支部）

　　現在謄本では隠蔽されていた事実も、閉鎖謄本からマイナス情報をあばき、
　事故を予防できる！社会面をにぎわせたいくつかの事件をケーススタディーに、
　会社謄本はどのように悪用されるのか？どこを見れば予防できるか？
　具体的なノウハウを解説します。（参加費無料）

　http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=ocpiMyND2pgZ

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　１０．バスツアー・ハーブ庭園＆ワイナリーと新進気鋭の
　　考古学者・藤森英二氏が案内する“長野・縄文王国”（台東支部）

　　５０００年前の「縄文のビーナス」と「仮面の女神」に会いにいく
　縄文の不思議を巡る旅。新進気鋭の考古学者・藤森英二氏の案内で国宝・
　重要文化財を擁する「茅野市尖石縄文考古館」・「尖石遺跡」と八ヶ岳山麓の
　縄文早期の資料を揃える「北相木村考古博物館」を巡り、縄文文化の
　不思議を解説いただきます。蓼科フォーラムに宿泊します。
　（参加費２５，０００円）

　http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=vuhWBmsPV4gZ

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　１１．ビジネス・フレームワーク活用術（目黒支部）

　　これからどの事業、製品をのばしていくか？新商品を開発する方向性は？
　ものごとを決めるときにはKKD（経験・勘・度胸）も大事。
　でも、大事な決断こそ、慎重に検討したいもの。
　情報を整理してとらえなおせば、事業の成功率はアップします。
　失敗しない新規事業・商品開発の方法に導く考え方とは……。
　知って得するフレームワークの紹介と活用術です。（参加費無料）

　http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=7KwB90rz26oZ

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　◆東商新聞連載アーカイブ

　１２．連載「中小企業事業引継のポイント」（全５回）

　　深刻化する中小企業の事業後継者問題。事業継承の対策について
　アドバイスします。

　第５回　成功するＭ＆Ａのために
　http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=jK3RCSeaEdAZ

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　■■コラム　時空散歩　「オリンピックが来る」

　　その瞬間、大人も子供も、はじけるように椅子から飛び上がった。
　普段は威厳に満ちた、地位のある人たちも例外ではなかった。
　こういうときは、だめだったときの気持ちの準備も怠れないから、
　はらはらしながら見つめていたテレビの画面。
　檀上のジャック・ロゲＩＯＣ会長が「シティ・オブ・・」と
　言葉をためながら封筒を開ける。一瞬の間だが、
　ゆったりと厳かに宣言するのではなく、
　早く「ＴＯＫＹＯ」と書かれた文字を見せようとしたのは、
　言葉を引きずり過ぎたと思ったせいかもしれない。
　一瞬の間を置いて喜びが爆発した。

　　とうとうオリンピックが東京に来る。５６年ぶりである。
　贔屓にする阪神タイガースの日本一と生で見るオリンピックは
　一生に一度きりのものと観念していたが、
　どうやらもう少し生きる価値がありそうである。
　２０２０年開催地招致合戦の最終段階に来て、
　東京は苦戦が伝えられていたが、結果は圧勝だった。

　　オリンピックをどこで開くか、決定権のある人たちがいて、
　彼らの判断にいかに影響力を行使するか。
　開催地決定は政治原理に支配されている。
　時間をかけて少しずつ有利な状況をつくってゆくのは、
　開催をめざす都市にとって知恵とマンパワーを要する仕事である。
　不屈の粘り強さと計算された戦略が求められる。
　まるで競技でメダルを取るためのシミュレーションである。

　　東京招致に携わった人たちは、根気よく努力を重ね、
　長い闘いをよく勝ち抜いた。国内の気運を醸成し、国民の支持を広げ、
　ＩＯＣや競技団体幹部など海外要人の説得に力を尽くした。
　アスリートたちも使命感あふれる活躍ぶりを見せた。
　政治家顔負けのロビイストもいた。全日本で臨んだ最後のプレゼンテーションも、
　計算し尽された見事さというより、それぞれの言葉に質量があった。

　　それでも比較優位を決める投票は、人の心理の読み合いの上に成り立っている。
　つかんだと思った流れが思わぬ方向にも振れるのが政治原理というものだ。
　マドリードは投票日前日のマスコミ対策を誤ったようだった。
　まさかのイスタンブールとの決戦投票。
　心ならずも数少ない日本の友好国との一騎打ち。
　東京決定に一瞬言葉を失ったイスタンブールの市民たちが、
　次の瞬間、日本に祝福の拍手を送る場面が心に残った。
　ネット上でもトルコの親日ぶりが窺えた。

　　これで経済成長にはずみがつき、都市基盤施設など社会環境の
　リノベーションが進むだろう。敗戦からわずか１９年後、
　１９６４年の東京五輪は日本を名実ともに先進国に押し上げた。
　日本人が手にした自信には確かな手応えがあった。
　だが７年先には、５６年前とは違う現実がある。
　開催リスクとされた原発事故の収束への取り組みは国際公約にもなった。
　新しい文明観、グローバルな世界観の下で、
　現代は国づくりオリンピックの真っ最中でもある。
　東京ばかりが栄えるのでは国民はひく。
　大事なのはこの機会に社会を設計し直すことだろう。
　国づくりの戦いに勝ち抜けるかどうか、真価が問われるのはこれからだ

　　(執筆者：UTSUI)

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