東商の活動

【中野支部】能登半島復興支援視察会を実施しました
東京商工会議所
中野支部
東京商工会議所中野支部(会長=正村宏人 (株)東京アスレティッククラブ 代表取締役社長)は、事業企画委員会(委員長=宮島茂明 宮島物産(株) 代表取締役会長)の企画のもと、1月1日に発生した能登半島地震の復興支援を目的に11月17日(日)から18日(月)の日程で「能登半島復興支援視察会」を実施し、総勢16名が参加しました。
17日は、金沢市内で昼食をとった後、一般社団法人石川県中小企業診断士会 専務理事 中佐訓康様より、被災当時の状況や事業者を取り巻く現状について詳しい説明を受けました。その後、ひがし茶屋街を散策し、金沢商工会議所のご協力のもと、箔座本店で金沢箔の伝統製法について説明を受けて箔づくり体験を行いました。また、末広堂ではきんつばなど金沢の名産品のお土産を購入し実行支援を行いました。最後に兼六園・金沢城の見学を行い、地域の文化と歴史に触れました。
18日の午前中は、七尾商工会議所の会頭企業である株式会社スギヨが出店している能登食祭市場(七尾フィッシャーマンズワーフ)を視察し、豊富な商品の数々を購入。また、地震よる被害を大きく受けた和倉温泉街を視察しました。午後は、視察会に参加した会員を代表して正村会長より輪島商工会議所 久岡政治会頭へ義援金を贈呈し、輪島商工会議所のご協力の元、輪島市内の被災地を巡りながら復興の進捗状況を視察しました。消失した輪島朝市の現場を訪れ、7月より始まった輪島ワイプラザ内での出張朝市を視察し、地元の方々の復興への努力を目の当たりにしました。最後に、輪島塗しおやす漆器工房を訪れ、伝統工芸の技術を学び、輪島塗の名産品の数々を購入、ささやかながら地域経済の循環に貢献してきました。
参加者からは「被災地の現状を直接知ることで、復興支援の重要性を再認識できた」「地元の方々の復興への取り組みに感銘を受けた」「地域の文化と伝統に触れる貴重な機会となった」といった声が多く聞かれ、大変有意義な視察会となりました。今後も被災が風化されないよう、能登半島の復興のため、微力ながら継続的な支援活動に取り組んで参ります。
東京商工会議所
中野支部
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