東京商工会議所文京支部は７月１４日、「中小企業経営者のための組織も自分も成幸するコーチング講座」を開催しました。講師のライフトランスフォーメーションコーチング代表の椎根慶子氏がワークを交えて脳科学、認知科学に基づくマインド（脳と心）を使ったコーチングについて解説しました。
椎根氏は、「現状の外側に高いゴールを持つことが大事である」とした上で、ゴール達成に対する自己能力の自己評価を上げ、自分にとって快適で居心地が良いと感じる領域（コンフォートゾーン）を広げることが重要であると述べました。また、組織は異なったゴールを持つ個人の集まりであることから、組織のゴール設定は「本音であること」「複数であること」「全構成員のゴールを包摂すること」「現状の外であること」と指摘しました。
参加者からは、「今までに学んだコーチングと異なり勉強になった」「ワークで体感できて理解しやすかった」「会社のミッションを見直したい」などの声が聞かれました。